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テーマ:好きなクラシック(2317)
カテゴリ:映画
JRタワーのシネコンでやっている METオペラライブビューイングで蝶々夫人を鑑賞してきました。
まぁ、予想どおりというか、想像の斜め上をいくお衣装のぶっ飛びっぷりで、着物好きの日本人から見ると苦しいを通り越して爆笑モノですよ🤣 ライビュだとすごく近く、細かいところまで映るので、もう突っ込みどころが満載❗️ あれを大まじめで作って、悲劇として演じてるのが、信じられない。 主役の蝶々さんは中国人の歌手なんだけど、まずアタマが巫女さんみたいな長いストレートロングヘアなんですよ。 普段着の着物は半袖ブラウスとロングスカートにしか見えないし。 アタマを結ってない芸者さんなんて考えられます?主役ですよ! 女中のスズキは、演技上手かったけど、堂々たる体躯に結い髪濃い顔、大きなキモーノで北海道米のC Mに出てるマツコにそっくり!🤣そう思ったとたん、マツコにしか見えない。 いちばん恐ろしいのは、蝶々さんの子ども! これをなぜか文楽を真似た人形で、人形遣いが黒子衣装で動かしているんですが、この人形さんの不気味さがホラーなみ!! いや、子どもに人形さん使ってもいいよ。なんちゃって文楽でもいいよ。 でもなぜ3歳設定のハーフの子どもをここまで気味悪く作るのー???? けっこう大きいんですよ。アタマはツルツルで目は黒目しかないのでまるで異星人👽はっきり言ってバケモノ並みに気持ち悪い。 見てて、この人形さんが出るたびに「気持ち悪っ」って思わず呟いてしまう。 欧米人から見た日本人の子どものイメージがこの人形さんだとしたら、悲しみ(ノД`) 仲人のナンチャラは派手な神官みたいだし、金持ちのヤマドリは中国の皇帝みたいだし、合唱の娘たちはサザエさんのアタマみたいな紙でこしらえたかつらだし。まぁ枚挙に暇がなさすぎて、歌と演奏に注意が行く暇がなかったww でもね、こんなに荒唐無稽ワールドになってるのに、ピンカートンと領事とピンカートン夫人の3人はどこもおかしなところがない、極めて正統派のお衣装なの。だから、これはクエンティン・タランティーノ監督のキルビルみたいな、ぶっ飛びワールドを狙ったものではなく、大まじめらしいww しかし昔ならともかく、今はインターネットもあるし、資料などもマジで調べりゃいくらでもあるし、もっとちゃんとしたお衣装にできると思うんですがねぇ。 ジャポネスク万歳🙌(やけっぱち) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月09日 23時29分35秒
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