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テーマ:今日行ったコンサート(1199)
カテゴリ:音楽
コンサートの記録は2月の14回目以来です。15回目もこっそりあったのですが、UPしてお店が自粛警察に叩かれたら困るなと思い、UPしませんでした。
昨日は俊カフェというところで、演奏者1人お客さんは7人の小さいコンサートに行ってきました。 俊カフェは谷川俊太郎さんの本を集めた古民家のカフェで、狸小路7丁目のすぐそばにあり、聞いたことあったけど、初めて行きました。 入口は等身大の谷川俊太郎さんがお出迎え。 外観はかなり年季の入ったマヂな古民家。 中は詩の世界っぽいです。 中世の吟遊詩人にテーマを絞った、珍しい楽器と歌のコンサートでした。 ↑これがプサルテリウムです。 弦は真鍮でチェンバロの鍵がなくて直接弦を弾く的な楽器です。金属の弦なので、澄んだ透き通った音色でした。 ↑これは中世のハープです。 足で操作するペダルがなく、弦は羊の腸のガット弦です。 こちらの楽器はなんと札幌の方が、昔の楽器作りをフランスで習って作った楽器だそうです。 羊腸の弦なので穏やかな音で、じっと聞いてるて眠りに誘われそウナ音でした。 パイプアンドテイパーというのは、ひとりで右手で太鼓を叩き、左手で笛を持って吹くというひとり二役で、やはり笛太鼓なので、楽しく踊るような曲でした。 12世紀から15世紀くらいまでの中世の音楽なので、耳馴染みはないけど、初めて聞く面白さがあった。 中村会子さんがひとりで全部演奏したのですが、間のお話しも興味深い。 吟遊詩人(トルバドゥール)は芸人ではなく、貴族のたしなみから生まれた教養の高い人たちだったんだって。 昔の曲は長い。歌詞が8番くらいあるのは、音楽を聴く時間がとても貴重な楽しみの時間だったから、短いともったいないので長いのだそうです。 何ヶ月も生の音楽からコロナで切り離されていた身には、中世の人たちが感じた音楽の貴重さ、音楽の喜びが、とても身にしみて実感できた時間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月01日 22時20分35秒
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