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カテゴリ:家族
夫に踏ん切りがついようだ。
夫の会社の状況が悪くなって、早・・・というか、変な話、結婚したのが5年半前になるのですが、会社の業績・そしてそれを取り巻く環境はどんどん悪化の一歩をたどりました。 そして当然ながら収入も本当にどんどん減って行きました。 私の貯金からもいろいろ出したり、保険を解約したり・・とできることはいろいろしました。 しかし夫は、少ないながらも一定の収入があることと、今より勤務時間が短く(夫は平日は残業代を少しでも稼ぐために1日をのぞいて終電帰りです)、お給料のいい会社なんてない・・といっていたのです。 本当にそうかな?私は買いかぶるわけじゃなくって彼は本当に実力のある人だと思うのです。状況を適切に判断することができるし(理系なだけある。たまに冷徹だなあと思うときすらあるくらい)、問題が起こったときの対処方法だって優れているし、方法がわからない人にはそれを提案しつつ導くこともできる。 これは彼との結婚生活で実感してきたことだし、結婚前に10年近く社会人生活をしてきた私の客観的な考えなのです。 でも彼は、秋に社長が変わるまで、変わったら、状況が変わるかもしれないから来年4月まで、ちょうど働いて10年たてばキャリアになるから・・ なんていっていたのでした。 実はわたし自身は今年4月から子供二人が幼稚園、保育園に行きだしたので花屋の仕事をもっと本格的に始めて少しでも家計を担っていけたら、その先には花屋の開店・・なんて夢見てよーし動き出すぞー、なんて思ったところでまさかの妊娠。思うように体も動かなくなり、つわりも手伝って本当に我が家はこの先どうなるの・・・?と絶望的な思いでした。でももう少し待ってという夫にこれ以上はいえないので見守っていました。 そんな夫が職場の上司にどうしても理解されなくって(話を聞いてみると本当にその上司に感情のみで動かれ、彼は嫌われていたようです。)何もかもいやになって、あまり飲まなかったお酒を毎日飲んだり、本当に眠れなかったり、このまま道路に飛び出せば、楽になるかな・・・なんて思ったようでした。 しかし、家族のことも考え、気を取り直して、「適職フェア」というイベントに参加したそうです。 そこでは、適職を探すための求人者と、会社、それを取り持ち、コーディネートする会社の人がおり、自分の適職についてのアドバイスや、会社として必要な人物像に対する知識を得たようです。 そこでは、今やっている仕事とは多少分野が異なるものの、彼の持ち味を生かせばこんな仕事ができるよ・・とか、興味があるならこれから話し合っていきましょうという、某有名企業なんかもあったようです。 そして何人もの人に彼自身や今までの仕事振りを評価・肯定されて、とっても自信がついたようなのです。 そして彼のすることに否定ばかりしてる上司や、いろいろ彼が意見を言っても、それをくみ取る可能性が薄い会社に気持ちの上で決別することができたようなのです。 ああ、よかった。そうなのよ。夫はいろいろできる人なのよ。 これまで、大学をでてから1度も転職したことがないから外の世界を見ずにすめばそれはそれで楽だったのだろう。でも学ぶことがなくなったときや、もっともっと自分を生かすことができる世界があるのなら新たなる世界に飛び込んでいってもいいんだと思う。また、そういう時期に今来ているんだと思う。 私はずーーーっとそう思って、口にも出してきたが(ここ1年ぐらい)、やっぱり、機が熟すときってあるんですね。それが今なのでしょう。 やっぱり、先の見えない未来より、明るくわくわくするような未来を創って行きたいと思う。今日がその第一歩なのだと。 とはいえ、決断をしただけで、まだ再就職先が決まったわけでもないのですが、気分は、ずーーーっとしょっていたおもーーーい荷物を地面に置けて中のいらないものをごみの日に出した気分。すっきり。です。 これから先の我が家が、豊かに楽しくいられる家族でありますように。 これもアバンダンティアさまのおかげかしら? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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