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キリスト教会付属の幼稚園なのでクリスマスにはキリスト降誕劇を行い、その意義を考えるのだ。 年初は羊、年中は聖歌隊に決まっていて、年長でマリアやヨゼフ、大天使ガブリエル、博士、宿屋、羊飼いにそれぞれ扮してナレーターとともに劇を進行する。 11月中頃から準備が始まり、いろいろ役を日替わりで体験して配役を自分で立候補するのだ。候補者が複数いる場合はオーディションが行われて年長全員の多数決で決定する。 長女は何回もある練習の 中でそれまで名前のない役ばかりだったのが一度だけマリアをやらせてもらった。今までマリアやりたいなんて言ってなかったから私も驚いて終わったあとの感想を聴いたら「緊張したけど、すっごく楽しかった」とのこと。 ほー。すごいな。 そしてマリアをやってみたい、といって立候補したらしい。三人が手を挙げてオーディションしたところ、惜しくも敗れてしまったとのこと。 でもマリア役になった子を聞いてなっとく、9月くらいからメキメキ才能を開花させてきた子だったのだ。運動会や劇の発表時、本番になればなるほど優れた才能をみせる彼女をすごいな~と感心してみていた。 我が子は冷静にみて歌は上手だと思う。でも好き嫌いがあるためか遺伝的か背が小さく声量が今一つ。 まあ、しょうがないよね。でもやりたい役に立候補できただけでもすごいよー、と夫と言っていた。 ナレーター役になったものの、まだマリア役に未練がある様子の長女に神様はプレゼントを用意してくれていた。 前の週に行われてたリハーサルの日、マリア役の子が風邪でお休みになり、急遽長女にお鉢が回ってきたのだ。 私は大人の聖歌隊でいたので劇を観ることができて、感激だった。 少し声は小さかったけどしっかり歌えていた。 よかったね。これで満足してナレーター役に臨めるね。 ビデオ係りの方にこっそりダビングをお願いした親バカの私。 そして当日。 先週から風邪やインフルエンザでものすごい人数の子が休んでいる。かく言う長女も週末発熱した。月曜日まだ微熱があるのに今年になってから皆勤賞の彼女は行くと言って聞かない。しかし翌日の本番に備えて帰る代わりに出席のシールを貼ってもらえて納得、昨日の本番は問題なくいけた。 ところが蓋を開けてびっくり、ヨゼフとガブリエルがお休みだという。今年はヨゼフ役は候補者が一人だったので急遽羊飼い役の恰幅のいいKくんが。ガブリエルはしっかり者で宿屋のNちゃんがそれぞれ行っていた。当人たち、先生方びっくりだろうなあ。 まるでリハーサルと違う配役でたいへんそう、と思いつつ楽しませてもらった。 そして一つ気づいたことは、お休みしてしまった二人のうちのお母さんはどちらも子供を大切にしている素晴らしい人たちだが、とても心配性なのだ。 劇は子供のことだから、やはり親は信頼して手放すしかないのだ。その心配が子供の体調に潜在意識レベルで影響しているように感じられる。 今年の末までは陰陽の波がすごく激しいみたいだ。思ったことがすぐによくも悪くも具現化してしまうと聞いた。 かく言う我が家も大波小波いろいろあった一年。 子供に関しては冷静に判断できるんだけど自分に関してはなかなか手放すことのできないジレンマを抱えている。 でもま、いっか。少しずつでも進んでいければ。 写真は長女の作った天使。かわいい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/12/21 03:34:13 AM
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