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カテゴリ:つれづれ
韓国の下宿で中の良かった友達と久しぶりに会い、映画を見てきた。「連理の枝」。「タイフーン」とかほかにもいろいろあったけれど、なんとなくチェ・ジウを見る感じでこっちの映画にした。
レディースデーだったのでおばちゃんがたくさん。男の人はなかなかあえて来ないよな。 ストーリーは難病でもう長く生きられない女性と、プレイボーイだったけれど本当の愛情に目覚めた男性の恋愛模様。それだけの予備知識で行ったので、もっと暗い話なのかと思っていた。でも前半はコメディー映画かと思うほどにぎやかで、それがまた後半の深刻な話を引き立てているというか。 映画を見て始めてわかる秘密もある。それがわかったあとでもう一度見ると、それぞれの台詞や表情の奥にある意味がまた見えてくるかもしれない。 「連理の枝」というのは、もともと2本だった木の枝がつながって、1本になったような状態を指すらしい。そのタイトルのきれいな印象はこの映画のイメージを作るのに大きく貢献している気がする。 難病で恋愛ものだと、見ながらも「八月のクリスマス」を思い出していたのだけれど、それよりはアクティブで力がある映画。個人的には「八月の~」の静かな時間の流れ方も気に入っている。それにしても韓国の映画は男の人も臆面なく泣く。ここぞ、というところと、ここも、というところで泣く。山場がたくさんあるので、ついていけずに冷めて見てしまった。友達はちょっと涙をぬぐっていた。会場でもすすり泣くような声が聞こえていた。 エンディングも静か。韓国の映画館だとみんなあっと言う間に立ち上がって帰ってしまう。日本だとそのあたりがゆっくり余韻に浸れていいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月20日 15時19分04秒
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