『サウンド・オブ・ミュージック』 THE SOUND OF MUSIC
午前十時の映画祭で、『サウンド・オブ・ミュージック』を観ました。見習い修道女のマリア(ジュリー・アンドリュース)は、お転婆が過ぎて外の世界へ送り出される。家庭教師となったマリアは、規律を重んじるトラップ大佐(クリストファー・プラマー)と、7人の子供たちに迎えられた。大佐は、亡くなった妻を思い出させることをすべて禁じ、音楽さえ許さない。マリアは、大佐の留守中に子供たちを山に連れ出し、歌う喜びを教える。帰宅した大佐は、子供たちの美しい歌声に胸を打たれ、再び、豊かな心を取り戻していった。やがて、マリアとトラップ大佐は互いへの愛を自覚するが、その頃、戦争が暗い影を落とし始めていた。さて、今年も始まりました、午前十時の映画祭第2弾 青の50本。去年の、午前十時の映画祭 赤の50本も、みゆき座で、1日数回やってるので、こちらも見逃したのをぼちぼち観て行こうかと。映画ファンの投票でも上位でありながら去年上映されなかったのは、著作権の問題があり、そして今年、上映にこぎつけたらしい。プロジェクションの人が、「フィルムで見られるのはこれが最後だろう」と言ってたけれど、こういう往年の名画を映画館で観られるのって、そうそうない機会だもんね。でもこの朝10は、タダでは観られないんだよねー。スタッフがタダで観られるのは、動員数が7割未満の上映に、限られてるんだけど、朝10シリーズは平日でもほぼ満席だもの。お金出して観る価値は、十分あるけど。1000円だし。それはさておき。歌が大好きなマリアによって、母のない喪失感の漂う、トラップ家の子供たちも大佐も、心を開いていく物語。誰でも知ってる「ドレミの歌」や「エーデルワイス」。7人の子供たちが、可愛らしく歌い踊る。戦争の暗い影が忍び寄る中、ナチスに最後まで楯突く大佐。もう国外に逃げるしかなくなった時に歌う、「ドレミの歌」。「シ」の、「Tea, I drink with jam and bread」の部分を、「Tea, I drink with German bread」と変えて歌う場面、屈しはしないけれど、そう歌わざるを得ない時代の哀しさ。悲しい時、辛い時こそ歌を歌おう!歌では慰められない時も、あるけれど。オリジナル・サウンドトラック午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本プログラム【シリーズ1(赤の50本)】午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本プログラム【シリーズ2(青の50本)】 ランキング励みになります♪↓ ↓ 映画レビュー