『2001年宇宙の旅』 人と宇宙とコンピュータと
『2001年宇宙の旅』むおおおおお!!見終わった後の第一声。。。難しい!一体、何なんだ…?うぅ、やっぱり天才・鬼才と言われる人の作品は、理解できないようです、私。。。2001年、人類は月に基地や植民地を持っていた。月のクレーターで掘り出された謎の巨大な物体、モノリスの調査を行う。モノリスは木星に向けて、強力な電波信号を発していることが分かり、宇宙船ディスカバリー号は、木星へと探査へ向かう。ディスカバリー号の乗組員は、ボーマン(ケア・デュリア)船長ら5名のクルーと、高い思考能力を有し、感情をも持った最高の人工知能、HAL(ハル)9000型コンピュータであった。船の全てをコントロールする「第6のクルー」HALが言う。「過ちを犯した仲間は、1台もいません」「我々には完全無欠という評価が当てはまります」順調に進んでいた飛行の途上、突然HALが船の故障を告げたが、故障はなかった。しかしクルー達は、HALの異常に不安を感じていた。むむむむむむ!!分からないよ!アーサー・C・クラークの原作も読んだけれども、それでも分からない…!『マトリックス』の難解さなんか、メじゃないよ、こりゃ!しかし、分からないなりにも、最後のシーンには、鳥肌たってしまいました。宇宙開発。そして、高度な知能を持ったコンピューター。2001年には、こうなると期待したのかなぁ?残念ながら2001年も過去になってしまったけれども、未だ月には基地は作られてないし、私たちはまだ宇宙への旅を楽しむことはできない。2010年になっても、まだ無理だろうな。この映画の公開は1968年。1960年代後半、アポロ計画全盛の頃だったから、あと33年もたったら、きっとこんな宇宙旅行が実現すると、誰もが夢見てたんだろな。そして、現在のハリウッド映画でも最大のネタである、「コンピュータの反乱」。それも幸いなことに、まだ起こってない。あの有名な曲「ツァラトゥストラはかく語りき」は言うまでもなく、様々なクラシック音楽が、映像と重なって、宇宙への旅へといざなう。ゆったりとした音楽・浮遊感、そして無音…。余計な台詞はなく、観ているものの想像を掻き立てる映像。色々な宇宙映画を見すぎた目には、「それおかしくない?」ってシーンもあるけれども、「この時代に…」という枕詞を除いても、十分素晴らしい映画だと思う。まぁ時代を感じるところと言えば、登場人物が白人ばっかり、ってとこですかね?ただ、万人に薦められるかというと…難しいです。数少ない台詞も、すごく分かりやすくてクリアな会話なので、英語学習にはいいかも。宇宙への旅行と、コンピュータによる支配。どちらが先に実現するのだろう…と思った映画でした♪ランキングぽちってくれたら嬉しいです♪【参考】 2001年宇宙の旅 HP goo映画 2001年宇宙の旅Only two things are infinite, the universe and human stupidity, and I'm not sure about the former. ―Albert Einstein 果てしないものが二つだけある。宇宙と人間の愚かさだ。前者については確信はないがね。 ―アルベルト・アインシュタイン♪本日のBGM 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」映画レビュー★そのほか話題の記事はコチラ→ ただ今大量のコメントスパム対策で楽天ユーザー以外のコメントを拒否しております。詳しくは、こちらに書いておりますがご理解のほどよろしくお願いいたします。 管理人 v_のん_v