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カテゴリ:生活
もちろんうちの部内にもどうにもならないむかつく人というのはいるのです。 東京大学法学部卒のお偉いピヨピヨさまは御年30歳の若造です。 しかしながら私の上司であることは間違いなく たまーに仕事のからみがあるときは本当に辟易となります。
課は違うのでめったに一緒に仕事をすることはないのですが たまーにキューバさんからみで仕事がくることがあります。 そんなときはその頭の良さとはうらはらに ねちっとした物言いになぜかムカッとくる私です。
そうです。 かれはなんとなく雛に似ています。 ダチョウとかヒヨコとかそんな感じ。 でも多分見方を変えるとハンサムだととれないこともない・・・。 写真だけみた人は 「良い顔してはるじゃない」という感じになるのかも。
でも私はなぜか生理的に受け付けず。 うへーとなります。
ピヨピヨさまは仕事ができますが それは相手の様子とか(今電話をとっているなとか忙しいだろうなとか) 一切気にしないところにあります。 もちろんキューバさんも同じ人種ですが そこは器が違うように思います。
ピヨピヨさんはなんとなく大学時代の友人にいたら 多分しょっちゅういじめたりからかったりしたくなる そんなタイプなのです。
でも上司なのです。
さて。 先日より大きな山は越えたのですが 記者会見が延びて毎日なんじゃらかんんじゃら忙しい私ですが その最重要書類マル秘はコピーをするのもドキドキの代物です。
大学勤め時代でいうと試験問題のような扱いです。 ミスプリントもきちんとシュレッダーをかけましょう。
それが何故かコピー機の上にポカリーンと置かれていたと 大焦りで他の課の人が走ってきました。 うちの課の経理の人にひそひそと耳打ちしているのが聞こえました。 「あー。うちの・・・・。すいません。気をつけますね。」と謝る経理さん。 おずおずと私に近づいて 「これ、マル秘なんですよ。取り扱い注意なんです。」と言われました。 「はい。心得ています。」 「じゃきみの上司のキューバが悪いんです。きちんと説明してないから」 「いえ。聞いてます。そのコピー機にあった書類は私ではないですよ。」 「・・・・。そうですね。いや、いいんです。キューバ本人かもしれないし。」
経理さんが疑うのも仕方がありません。 何せそれ、私とキューバさんしか触ってないもん・・・。とほほ。 わたしは絶対に自信があるので多分彼なんだろうな、すごい忙しいし。 やっぱりな。 トイレに行く暇も無いくらい走って仕事してるし、頭がおかしくなったのかもな。
そんな時ピヨピヨさまが私のところに現れました。 「Hさーん。あの資料の新しいのくれませんか?」 「え?どの資料ですか?」
「マル秘の資料です。コピーしたらくちゃくちゃになちゃって。」 「え。コピー?・・・・・・・。」 「うちのバイトちゃんに教えてあげようかと思ってコピーしたんです。キューバさんの机にあったしぃ」 ・・・・・・。
盗人はお前か!!! 何故かピヨピヨさまは秘書バイトちゃん(元アナウンサー)に そのマル秘資料をお見せしようと 勝手にコピーをしていたのでした。 彼は彼女がだぁーいすきなのです。
「あの。それ取り扱い注意資料ですけど・・・。コピーとかはまずいのでは・・・。ナンバーうってあるし」 「あ。そんなタイトなんですね。」 タ・・・タイトってなんじゃ? 日本語で言え!! お前はカタカナ英語ばっかりじゃ!!! ピヨピヨさまは 頭もピヨピヨなのでした。
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