有閑倶楽部文庫そろった!
「有閑倶楽部」10巻まで文庫版でそろいました。(りぼんコミックス版は実家にある) まだまだ「コーラス」では連載が続いているようで、たのもしいです。 私は清四郎のファンなのですが、悠里との結婚騒ぎの話と、6人が仲間割れする話が、実は好きです。それぞれの人間性みたいなのが、くっきりでていて。痛快で、豪華で、まんがの役割がある夢の世界を描いてみせることだとすれば、この作品はそれを十分に果たして余りある力をもっていると思います。「マキシム・ド・パリのミルフィーユ」なんかも、あこがれたなー。ヨーロッパに修学旅行とか。だって20年前って、ヨーロッパ旅行も今みたいにOLが誰でも行けるってもんじゃなかったよね。有閑倶楽部を読んで大人になった元女の子たちが、当時夢だったこれらのものを手に入れようと、がんばっているのではないかな。