最後のROCK SPIRIT
おせちのきれっぱしはうまい。本体よりうまいのではないかとさえ思う。 そういうわけできれっぱしをつまみに年越し蕎麦をすすっていたら終わってしまった紅白歌合戦。 曙の試合はどうでもよかったが予定調和にずるずるのんべんだらりとすごした2003年最後の数時間が惜しい。悔しい。「地球最後の日なにをしますか」という質問があるが私の場合きっとこんなかんじなのではないか。 一生の計は大晦日にあり→考えすぎだろう。 「ニュースステーション」をみてたら遠くで聞こえる爆発音→あとは沈黙。 やだなあそれ。 せめてNHKニュースにしよう。いや番組はなんでもいい。そこに意思が介在するかどうかだ問題は。美学の問題である。 去年はあえて風呂に入っていた。小林幸子が何を着た(着るというのかアレを)かもしらないままゆだっていた。ナルシストというなかれ。あの歌と歌の間のほのぼの企画がいたたまれないのだ。 全国ウン千万人と同じのびきった顔で見ているのかと思うと。自分も一般大衆の一員だと認めるのがつらい。いや認めてるんだけど。 今年はそうもいかなかった。なぜなら、 年賀状が書き終わらなかったから。 ・・・どこが美学なんだか。・・・すみませんみなさま。 そして除夜の鐘がなる。 せめてチャンネルを衛星第2に。 アトムおじさん(イッセイ尾形・・・しかも生放送)とともに迎える2004年。 ・・・よい年になりそうである。(♂)