ダメな新入社員が陥る罠のように
シャッターがバンバンなる朝。こんな台風の日に会社に行く私は間違いなく日本人だ。ギリシャ人じゃない。偉いなあオレ。誰もほめてくれないからほめてやるよオレよ。 と思って神保町に着いたら晴れていてがっくり。ヒロイックなというかマゾヒスティックなよろこびのない天気。しかもハンパに曇っているし。どうせならカンカンに照ってくれよわが太陽。 といいつつ無事仕事は終わる。 が、問題はその後だ。仕事のような仕事でないような用事に追われる。組合の事務処理である。もたつく。もたついたあげく退社が遅くなる。なぜだ。言い訳してみる。早く帰りたいオレを静めるためにも。今後早く帰るためにも。まだルーティンとして確立してない。ルーティンとしてつかう書類が全部そろっていない。ワードのレイアウトがへたくそだ。書記長の仕事を一年でマニュアル化したいという目標があるので書類をいちいち確認した上で説明をつけて保存したいためにゆっくりになる。疲れて集中できない。 1個の言い訳を除いてあとは論外である。なによりくやしいのは、マクロの視点がないまま対症療法のように書類整理をしていることだ。 ゴールさえみえれば。ゴールをめざす最短距離としてのパスなりドリブルなり選択できるのに。 勇気をだすためにも代々の書記長を思い浮かべてみる。あのひとたちができてなぜできない(←失礼な話だが)。彼らにあって私に欠けているもの。 それは淡々とこなすハードボイルドな処理能力だ。ついいろいろ批評してしまうのだ。批評すると滞る。世界に必要なのは批評家ではなくて仕事人である。 まずは「気合だ~」@浜口。もっと興味をもたねば。というと興味がないようだが。実はある。問題はもっと強く興味をもつためにはどうすればいいのか。 日記のネタを探せばいいのだ。って、いいのか?いいことにしよう←だれかとめろよ。(♂)