おもしろさってどうやったら伝わるんだろう
先日公演を観に行った出身サークルの先輩とメールでやりとりする。内容はサークル活動の現状について。 ほんとは卒業生がどうこういう問題ではないのだが、聞いたのはショックな話。「演劇サークルにも関わらず演劇に興味がある人は外に行き、楽しくサークルで群れたいやつだけが残る」ぎょえー。おいおい劇場費タダじゃないんだろ?劇場費つかって、一般人客によんで(時間と金つかわせて)どう思うの?プレッシャーないわけ? さらにとある古典戯曲のサークルを名乗っていながらどうも食わず嫌いらしい。脚本を書き換えないとつまらないと思っているというのにさらにショックをうける。かきかえなくてもいけるのに。なんで古典が後世に残るか考えてくれたのむから。 365日×4年あるのに食わず嫌いか。もったいねえ。 こういうのっていい出会いなんだけどなあ。 たしかに古典=古いかもしれないけれど、日本語訳だし。現代の日本語だし。台詞のひとつひとつは重苦しいかもしれないけれど、あいだみつを(が嫌いだったら寺山修司でいいや)よりよっぽどキレのある一言がつまっているし。展開。構成そのものはすごくよくできている、というツッコミまでいかないかなあ?いかないんだろうなあ。 ふと、大学のゼミの先生って凄いなあと思う。 自分がゼミに所属しなかったから、ある種別世界だからいうのだが。シロウトの学生連れて自分の専門分野への導師になれるのってすばらしい。全員が興味持たなくても、何年かにひとりでも研究者を産んでいるのなら教授ってすごいことをやっているなあと尊敬するのだ。 かといって楽しそうにやっている現役生の首根っこつかまえてこんなに面白いんだぞって無理やり講義をやるのもねえ。へんなおぢさんだよそれじゃあ。 みのもんたに薦めてもらえばいいのか。「~の上演で痩せますよお嬢さん」とかな。おばさんのファンが増えたりして。 いまだに、そんなおせっかいなことで悩み中。悩みというより妄想だなこりゃ。 追記:問題はそう単純でなく、就職活動が年々早まることで活動に障害がでつつあるとか。企業側もなに考えてんだろうね。大学は大学だろう。聖域ないのか。携帯電話の普及でサークルが弱体化しつつある現在、存在しているだけでもありがたいと思わなきゃいけないのか。へんなの。(♂)