自虐ってすばらしい
同僚が見積もりを頼みにきた。 資料にはヘンに細かい、むしろ病的な指定が入っている。なんだこりゃ。 言わないまでも顔が語っていたらしく、同僚氏がいう。 「ヘンだと思うでしょ」ええまあ。「このお客さんUTSUなんだよね」え? え、というコメントには意味がある。同僚氏がそれになりかかったのだ。なにもいわないでいると同僚氏つづける。「自分もそうだったからさー、気持ちがよくわかるんだよね。だいたい」 いいじゃないすか(この手の話は自分からはさすがにツッコみをいれられない)。 「おもしろいよみてると。次にこういうなあみたいな予想がつくんだよねえ」 といってへっへっへと笑う。すげえ。自分をネタにできる時点で彼がいかに病気とつきあってうまくやっているかかがよくわかった。笑い。それは問題からの距離だ。 「会社の中では次は~があぶないなあ。いまのままだとなるので楽しみにしてるんだよ」 言ってやったほうが親切でいいんじゃないですか。「うん。しょっちゅう言ってる。本人はいやがっているけどね」 ここでもへっへっへと笑うのであった。強いなあ。(♂)