有名な台詞をいれればいいってもんじゃない
だらだらと早起き。 真夜中すぎても寝床に入らざるはこれすなわち早起きなりだ(十二夜) ちょっと知的だ←がやっていることはアホ。 洗濯をしつつ、味噌汁をつくる。具は冷蔵庫にきざんであったキャベツと玉ねぎ+冷凍豆腐。つくっている間経済誌にのっていた石田ジュンイチのインタビューを読む。「自分は最近舞台をやっているのですが、客席に男をみることはまれですね。あれでは男は女の人に飽きられてしまう」まあ本人にツッコミたいことは社保庁ほどあるけれど、言っていることは意外にまとも。ちょっと好感。タレントとして生き残っている秘密をみたような。 ふだんやらない部屋を掃除。洗濯物をほしていたらなぞのおっさんがチラシをポストに放り込んでいった。みたら「確かな野党」のヤツだった。朝早くからごくろーさん。うち産経なんだけど。 外は晴れ。まわりのベランダはまだなにも干されていない優越感。朝の空気はイナカの匂いがするなあ。まあ田舎なんだけど。毛布を洗って干す。 ついでに玄関を掃き、外の草取り。おお、順調だ。っていうかマメに抜けオレ。 ムスメが起きてきたのでパンと味噌汁とチーズで朝食←彼女にいわせれば「ちーぢゅ」。 ヘンな天気がつづくときの味噌汁の美味さよ。内臓が刺激されて生き返る実感。やっぱり日本に住んでいるかぎりあったかいモン食ってれば健康だ。たぶん。 無事朝食が終わったので(無事とは足りないとゴネルとか食えねえと皿をぶちまけるとかいうことがない状態のことをいう)掃除。畳に掃除機。 実家から電話があったので30分ほど長話。 秋の演奏会の話など。演奏時間は客の忍耐力と演者の能力とのバランスでしょう。という話をする。しかし自分が芝居をやめているから余計思うのだが、舞台にたつ幸せがわかっていないというか、表現機会を当然のように思っているひとの多いこと。人前に立つ機会なんて一生でみればそんなにないのに。 亡くなった父方の祖父は絵手紙(なんて言葉がなかったころから)が趣味で、毎月季節の花の絵とともにハガキを送ってきていた。でもアジサイがなぜかヘタでねえ、という思い出話をする。「お義父さんはアジサイは上手じゃないですね」と母は本人に言って祖父は苦笑していたとか。すげえなあ。たとえばそれはかみさんが父に「囲碁が弱いね」というということだろう。とても想像がつかない。傍若無人にもほどがある。まあいわんだろうが。 「かっぱのいちにち」という絵本をムスメに読む。文章がヒビキがいいのかお気に入り。うっかり1回読むと朗読奴隷になるので適当にあしらう。 あっという間に昼食の時間。味噌汁を暖める。コメは炊いたので最近食わないという小松菜を細かく刻み、卵でトジてだしたら大喜び。ガツガツ食う。 洗濯物をほし、ふたりでシャワー。牛乳をエサに車にのせてドライブ。10分で昼寝成功。(♂)