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まんがよみ日記

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2009年06月の記事

全32件 (32件中 1-32件目)

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頭痛

あまりの頭痛。蒸しタオルを頭に載せる。・・・効かない。風呂で半身浴。・・・効かない。朝軽くジョグ。・・・ようやく楽になる。電車と会社とダブルパンチでくるエアコンとPC仕事がいかんのだ。たぶん。以前は外によくでていたので適当に汗をかいていたのだが。予防策として時間をきめて外気にあたることにする。こうならない体温調節を世間のひとはどうしているのだろう。　かといって上着を着たら暑い。七分袖とかいう半端な服をきなくてはいけないのか。ああエアコンのない国に住みたい。ワインとチーズとパンの日々。頭痛恐怖に妄想は地中海へ。（♂）

2009年06月30日
アミーゴ。

神田の本屋で昔の芝居仲間に遭遇。しばし立ち話（おばはんか）。かわらない体型。表現に対してよくも悪くもピュアな姿勢。力の抜けた自然体と裏返しの危なっかしい雰囲気。現役俳優であることを証明していた。　知人友人の噂話をしながらつい腕組みして話そうとする自分を精神分析。腕組みとはたしか自己防衛の現れである。うろ覚えだが。なにか彼女にふくむところがあるのだろうか俺？　たぶんそれは、この10年をはさんで会話する難しさである。　なにやってるのいま？と聞いた答えにおたがい劇的な答えがかえってくるとは思わない日常と。 10年を懐かしく語るほど歳をとってもいないいまの半端な年齢と。かといってその時間に戻るほど若くないというもろもろが私を腕組みさせるのだろう。きづけば彼女も腕組みをしていた。ゆっくりとほどきながら話す。守るものなんてない。ふと、いわれる。「老けましたね？」そうかもしれない。たぶんそういうことだ。ガイジンみたいに熱くハグしてアミーゴ！みたいなのですべて通じるような国だったらいいのに、とこんなとき思う。・・・毎日はいやだけど。（♂）追記：私の携帯は「アミーゴ」で変換すると「鈴木●美」になる。とほほ。これもまた10年の実感か。

2009年06月29日
佐藤多佳子「スローモーション」（ピュアフル文庫）

　デビュー作をこえる作品はない、と鴻上尚史はいった。　こと、演劇についてはあてはまることが多い気がする。　長年あたためてきた構想。はじめて書くモチベーション。技術が伴っていないがゆえの計算のなさ。あらゆる条件が作家を味方する。　が、小説ではどうだろう。　1本だけ書いて伝説になっている作家もいるが、基本的には違うような気がする。　そんなわけで、佐藤多佳子の93年の作品を読む。　シンプルで力強い。古典になりうる「一瞬の風になれ」「しゃべれどもしゃべれども」の芽生えはまだみえない。　心理描写は面白いが、どうしても登場人物を愛せない。　「ワル」への遠慮のような。態度の定まらなさがこちらをいらいらさせる。　別にワルくなくていいじゃん主人公？　といってやるべきなんだろう。　夜遊びをする主人公にして、不器用な父にしても、バランスをとろうとする弱気な母にしても、ダメな兄ちゃんにしても、風俗をなぞっているような。ほんとうに著者が書きたかったキャラなのだろうか？　悪い意味で将来的に古くなるだろう。　もしかしたら10代の女の子が読めば違うのかもしれない。そういうバブルガムの香りがする物語。（♂）

2009年06月28日
重松清「あの歌がきこえる」（新潮文庫）

　「リア充」なんて言葉があるけれどマンゾクしている10代なんて存在するのだろうか。　どうしたって体と心の急激な変化と、急激な変化で肥大する自意識と、伴わない社会経験と能力の見積もり能力のなさでしっちゃかめっちゃかになっている生き物なんじゃないのかティーン（死語）ってやつは。　･･･といまさらきいてたしかめる術もない。まわりに10代がいるわけでもないし。ムスメがでかくなったときに聴いてみるか。「うるせー」とかいわれたりして。　本書は山口と思われる田舎の、さえない3人の高校生の物語。　不器用な「女子」への対応。　憧れの異性。　東京への憧れ。　ヤンキー。　目に見えない田舎の掟。　かつてたしかにあった風景と、いまとかわらない10代のダメダメな時代。　場所がどこであれ、たぶん自分が通った道だ。　もてあます熱さと熱さを認めたくない妙な羞恥心。　音楽にちなんだタイトルが泣かせる。くすんだ空気がみえるのは時代描写の上手さだろう。　音楽をネタにするのは難しい。たぶん力量が試される。　たとえば自分の時代を小説として綴るときに「ギブミーアップ」とかタイトルにしなければいけないことを考えるとぞっとする。　男子校の風景のどこにユーロビートがあるというのだ。けっ。（♂）

2009年06月27日
パン！茶！宿直！

一足はやく夏休みをとる。風邪をひいてしまったので近所の買い物で我慢。　それでも車は楽しい。らりらりと適当に走る。ランチで寿司を久々に食って満足。安上がりなたのしみだぜ、とかさらりといってみたい。そのうち。　本屋を放浪していたらPLUTO最終巻をGet。原作を尊重しながらも独自の世界。すばらしい。虚無で終わらないのがいい。「カバー」で成功した稀有な例ではないか。メディアは赤い革ジャンでソバージュなひとの死でもちきり。産経によれば、かつてMTVはブラックミュージックを流さない方針だったらしい。それを打ち破ろうと燃え見事に成功したのがマイコーだったとか。MTV時代の幕開けをリアルタイムで経験していたのにしらなんだ。ロックやのう。いまだに「スリラー」のＰＶは好きだ。構成といい、アレンジといい古くないと思う。そういえば「BEAT IT」をモチーフに文化祭で舞台をやった中学生時代。ああ歳がばれる。などとつらつらとうかんでは消え。合掌。　そんな休みでも仕事の電話が3件。たいして忙しくないんだから休ませてくれい。（♂）

2009年06月26日
鼠島奇譚本を読む

　盗作騒ぎで回収騒ぎになった「最後のパレード」をいまさらながら読む。　昼寝してしまったムスメの横で、ごろごろしながら頁をめくる。　鼠島であった心温まるエピソード集を名乗っていたのだが結局盗用だなんだと叩かれてなかったことにされている本だ。　だからゴロゴロしながら読み流すぐらいの価値でしかないらしい。世間では。　そんな前情報を知りつつ、冷静に読めるのか？と思ってやってみた。　･･･不思議だ。それでも泣ける。　嘘だとわかっていながら騙される。あたかも鼠島のサービスのごとく。　泣ける、ということについて実はひとは寛容なのだ。　･･･あ、人じゃなくて「私」でした。すみません。　いっそのことひらきなおって泣ける嘘を募集すればいいのに。とか思ったりするのだがいかがだろう社長？　「ちゅう」　という返事がかえってきたらある意味泣ける。（♂）

2009年06月25日
場所選び

　同僚2人と飲み会。　浅田次郎先生のサインのあるドイツ麦酒屋へ。　・・・失敗した。　というほどでもないのだが。　会話も鼠島の悪口とかアホネタで盛り上がったし。メシもまあまあ。　でもなにかが足りない。　たぶんそれは「どこでもいい」というひとといくドイツ麦酒屋のつまらなさというところだろう。　ドイツ麦酒をまえにしたらこんな会話だよ！みたいな妄想幻想思いいれのあるひとでないとダメなのだ。芸術論をぶつつもりはないけど。ほんとうか。　たぶんそれは、いきなりサワー頼むようなヤツに焼酎の店は連れていけないし、どこでも焼酎頼みたがるヤツをイタ飯屋に連れて行けないとか、そういう「ルール」のひとつなんだろうと思う。　そういうわけでデートでなくても場所選び。結構重要かもしれない。　このひととならここ。大人なんだからもうすこし考えるべきだった。飛び込みだったからしょうがないけれど。　というわけで、ドイツ麦酒はドイツ麦酒人と行こうっと（決意）。（♂）

2009年06月24日
見出し。

電車で週刊誌広告の見出しはついみてしまう。今日キャッチーだったのはこれ～（タレント名）、失意のミニスカート撮ミニスカートと関係ないじゃん。と、写真記事のコピーにツッコミ。よくみるフレーズだが「大胆ヌード」というのもよくわからない。ヌードで大胆じゃないやつはあるのか？重量感破壊力があると「大胆」なのか？タレントになにがあったか知らないが（ほんとにしらない。誰このひと？）、ミニスカだろうが裸だろうがゴシップとからめればあら不思議。いつもと同じミニスカート姿が違うテイストに！・・・ということなのだろう。「失意の」「傷心の」「哀しみの」なぜかマイナスっぽいフレーズのほうが物語性をもつような気がする。もんたま、愛と哀しみのスーツ姿・・・需要ねえだろ。（♂）

2009年06月23日
プロレス、あるいは勧進帳。

　昨日の続き。　あまりにあんまりなので発注先と私の上司と本日会議。　発注先は非常にわかりやすい説明をしてくれた。　こちらもアシストのつもりで教育番組のアシスタントのようなやらせっぽい質問コメント。　わかりやすい、というメッセージのつもりである。　が。　聴く耳をもたない（と本人が自覚していない）担当氏、わからないを連発。　わからない、というより前提の知識がないのだ。前提の知識がないというところから話をはじめればいいのに知らないといいたくないプライドと謝罪への欲求がいりまじって袋小路に入り込んでいる。　斉藤孝先生いうところの質問力というやつだ。　あるいは会議力か。だらだら会話が長ければいいと思っているのだ。　　ただでさえイイタイコトがわからないのがなにがなんだか混乱している。　眠いときのうちのムスメのようだ←可愛くないのが違うところだが。　技術系のひとが来ないと話がはじまらないとかなんとかねちねちねちねち。　ついとるんか　と下品なツッコミをしたくなるのを抑えつつ、　現場の人が喋ったほうがかえって専門用語が混じってようわかんなくなるんじゃあ。営業のほうがタイシュー向けの説明がうまいに決まっとろうがのーや　と広島弁で怒鳴りたいのをかかとの貧乏ゆすりでごまかしつつ。　あー、この手のタイプは話が長くなるなーあちあち　と暑さにかまけて思考停止していたら←てめえもダメ。　ここで上司は「消火行動」に入った。　検品体制の不備を責め、具体的な提案をし、かえす刀で現場にいくことを営業に勧めたのだ。　責めることで担当の欲求の代弁をし（担当は気づいていない）、責めているようで急所をはずし発注先をかばい（担当は気づいていない）、具体性をもたせ、停滞している場をなんとかおさめて１時間。　腑に落ちない担当を置き去りにして会議は終了。　発注先救われて平身低頭（日本語変かも）。　上司に「話は組み立ててきたんですか？」ときけばうなづいて「あれしかないでしょう」との答え。　すげえ。　　マンガ「龍」では映画監督が小さな検閲に怒ったふりをして派手に退席することで自分の通したい表現をとおさせるという場面がある。　違う話だが、映画の撮影現場では不満がたまりそうになったとき理不尽な理由でADを怒ることで全員の怒りをそらす、という話をきいたことがある。　責めることで中心をそらす技術。　かばうだけが発注先をかばうことにはならない。（♂）

2009年06月23日
カットマンvs.ドライブマン

　トラブル発生。　それは仕事だからいいのだが（よくないけど）。　粘着系の担当者にうんざりする。　技術的な説明がほしいというのでじゃあ現地にいきましょうと誘えば、しばらくして　そちらからわかるひとが来て説明するのが筋だと。　それも正論なのでいいのだが（よくないけど）。　機械みて喋ったほうが早いだろうに。　というか、トラブルは話がはやく終わるほうが心証がいいだろうに。　もう何ヶ月かけてるんだよこの話？　と、自分の立場は置いておいてうんざりしている。　何ヶ月も前の報告書をメーカーにださせている情熱。　世界平和にでもつかえ（やけくそ）。そうでなきゃ女にでもつかえ（暴論）。　なにが問題なのか？というのは　結局イイタイコト（＠駿台藤田師）を本人が理解していないことにある。　ようは「納得いかないから顔出して詫びろ」といいたい本音そのものを本人がわかっていない。　それをなにかと正論ぶっていかに自分が正しいかデコレイトしたがるので聞いているこちらはうんざりするのだ。　もってまわった言い回しで、正義を主張する姿勢がなんとも　このCHERRY野郎が　とセレブな育ちの私（当社比）でもお下品な言い方で罵りたくなるわけで。　もしかしたらそれは近親憎悪かもしれないのだが。　自分だって正論をふりかざすのはいくらでもやっているのだが。　で、どうしたいの？　と端的な会話ができないのだこういうタイプは。ぜいぜい。　論理には論理でやりとりをつづけるひとというのは会話が終わらない。　しかも発展的なやりとりではなくていつまでも同じ内容を言葉をかえてつづけなくてはいけなくなる。　　そういえば鴻上尚史がイギリスに留学したときの話を書いていた。とある演技課題の順番をきめるのに正当性を論議するので時間がとられるのにいらだち「じゃんけん」を提案したらなんでそんな偶然に委ねなくてはいけないのかと即座に却下されたという。　偶然でいいだろうにそんなもん。　レベルは違うが海外の人々は日々こんな思いをしているのだろうか？　はやく偉くなって黙らせてやれオレ･･･なんてな。（♂）　ネバネバがサラサラをサポート 500円シリーズ納豆キナーゼ

2009年06月22日
ホットケーキの朝とカレーの夜。

　ホットプレートを出してホットケーキをつくることにする。　乾物コーナーを漁るとつかっていない食材を複数発見。ついでに掃除。もったいねー。なぜ乾物コーナーはみてはいけないものを発見してしまうのか。整理をしろ整理を。　仕込みをしているとムスメが「手伝ってくれる！」（原文ママ）とのたまうので卵を混ぜさせる。参加できるのがうれしいらしい。　こわごわ混ぜる姿が面白い。飽きて悪戯をはじめるころをみはからって仕上げ。　バタージャムがないので24時間スーパーにあたふた車を走らせる。こういうガタガタした行動もまたよし。焼きはかみさん担当。　親子はじめての協同作業です！とお約束の台詞をいってみたり。東都生協の粉はいいわー。ふわふわしあがるし。珈琲美味し。　気圧のせいか眠い。ムスメにつきあいぴょんぴょん蛙なる折り紙をつくる。いちおう押したら跳ねた。一安心。　保育園の先生ってすごいなあ。毎日園児をあらゆる分野でびっくりさせているかと思うと尊敬。　昼は冷やしラーメン。胡瓜とトマトと蜜柑をのせて胡麻ダレ。　家にいるのもなんなので3人で本屋にいく。真心ブラザーズのベスト盤1000円をみつけるが何も買わず出る。　アルバムじゃなくてシングルでいいや、と思うのって老化だ　･･･とあえてｉＰｏｄ時代に言い切ってみる。嗚呼保守反動。　ムスメがへんないたずらをはじめたので叱るとクルマに乗せたら爆睡。頼むから眠かったらふつうに寝てくれないか。　夜はカレー。オクラとか卵とかトッピングを用意するのが楽しい。中辛のルーを中和すべくヨーグルトを山盛り混ぜる。隠し味に珈琲をいれるひとがいるらしいがなにを狙っているのだろう。カフェイン効果なのか？そういえば某角川氏はコカインを混ぜていたような。とどうでもいいことを思い出す。　炊飯器がもう限界。たいして時間たってないのにご飯が黄色くなる。電気製品故障ラッシュ来るか？結婚して以来だからしょうがないけど。うう。（♂）

2009年06月21日
ミッキー・ローク主演「レスラー」

　かつてジャイアント馬場はいった。昔はリングシューズとタイツさえあれば世界どこでも稼げた、と。　いまそんな台詞をいえるレスラーは世界どこにもいない。　なんという哀愁に満ちた映画だろう。　映像は執拗に主人公の背中を撮る。試合会場の裏階段。スーパーのバックヤード。どこにいこうと体をもてあます姿。うらぶれた空気がただよう。　日常生活が裏側になり、虚構だけが喜びの生活。　スポーツドキュメンタリーのようだ。　最低限にしかつかわれない音楽がまた、日常の重みを感じさせる。　なにかと咳き込み、ヒジはいうことをきかず、耳には補聴器がある。メガネなくしてモノは読めず、家賃を払うのもままならない。近所の子供にはやさしいが、時代はプロレスのゲームよりは戦争ゲームのほうが人気だ。薬物に頼っている。ときに癇癪をおこす。　娘には愛想をつかされ、彼を支える女性ダンサーも引退が近い。　かつての栄光だけがかれを支えている。いってみれば彼は社会的に「老人」なのだ。映像からは苦痛と疲労だけが伝わってくる。仲間とのサイン会でふと見渡せば五体満足な者はいない。　それでも画面から目が離せない。Life　goes on.不自由でありつづけ、ダメ人間でありつづける彼を応援してしまう。　往年のセクシー俳優を起用する企画センスもさることながら、全編に流れるハードロック（いまどきかよ！とツッコミをいれる同世代人だ）がなんともせつない。娘との関係を簡単にカタルシスとしない辛口な脚本は買いだ。　楽屋モノにはずれなし。B.スプリングスティーンの主題歌もgood!（♂）

2009年06月20日
世界の中心で。

　電車で座っていると。　目の前に立った女子高生３人が話をはじめた。　「わたしなんか最悪な育ちだよー家族がさあ」　「わたしもー」　「わたしもー」　不幸自慢かい。　外見も口調も育ちのよさがにじみでている。どうみても不幸にはみえない。　言葉どおりにとったらたぶんアホだろう。　フコーな育ちと言うよりは思春期による万能感の喪失ではないかと思われ。　悲劇の主人公化。　世界はオレのために動いている、というオレ史観。　･･･そこにいるのは２０数年前の自分。　嗚呼どうして続きをききたいのに乗り換えの電車が来るのか。ちっ。（♂）　

2009年06月19日
ゆらゆら

　人間の本音が隠しきれないパーツはいろいろあるが有名なのは耳だ。　「耳赤の碁」という言葉が囲碁の世界で伝えられているほどで、動揺がもろ表にでてしまうという。　･･･という話をなにかのおりにしたとたん聞いていたその男の耳が赤くなったことがある。　なにを隠していたのだろう？　耳以外をみつけると面白い。　今日、朝のミーティングがボスの説教モードに変わったとたん。　ボールペンを握る2人のメンバーの指がゆらゆらと揺れ始めた。一定のリズムで。　おそらく貧乏ゆすりができないがために無意識に指にでてしまったと思われる。　「ああ、オレはちゃんとやっているのになにを聞かされているんだまったくやれやれ」　といったところではないか本音は？　とつい観察に熱が入ってしまう私。当然説教は耳に入らない。　だから話は短くしましょうよ！説教はご利用限度額がありますよ！　と、自分の態度は棚にあげていってみる。　話聞けってオレ。　将来偉くなることがあったら聴き手の指にいちゃもんをつけてやろう。　ああん？ヤマダ！おまえなんだその指はぁ？なにかいいたげだなあ？！　・・・・すげえイヤな上司になること決定。（♂）

2009年06月18日
因業史観

　某掲示板で、親切を悪のように書き込むスレがあった。　くっくっくっ・・・お婆さんに席をゆずってやったぜ・・・お婆さんめ、涙を流して喜んでやんの・・・ヒヒヒ　と全編こんな調子で。　「いいやつじゃん」とツッコミが入るのを前提に笑えるネタになっていた。　裏をかえせば笑える。笑えないまでも違う視点がある。そんな世界ならいくらでもある。　先日、なにかとひとのせいにしているひとの話を聞き。　この「せい」という言葉は悪いときにしかつかわないのだなあと。いまさらきづく。　気をつけなければ。　最近の暴発系犯罪は全部これだ。これにとらわれたら世界のすべてを「せい」でみるようになるのだろう。なにもかも。　冒頭のネタに倣うなら、　くっくっくっ・・・こうして三食食べられてるのも路頭に迷わないのも元気でいてくれる親のせいだぜといったところか←そんな奴はいないが。　ふしぎと「おかげ」には虜にならないのはなぜだろう？　感謝という行動は意外とエネルギーのいることなのかしらん？　どうせなら「おかげ」でしかモノをみられない人間になりたいものだ。狭くて小さな小さな人間に、ヒヒヒ。（♂）

2009年06月17日
会議

　業者さんをまじえた会議の仕切りをボスからいわれ。　スケジュールを組み、構成を考え、レジュメを切り、司会としての仮原稿をあげる。　なんども上司に頼ろうとする心を　「いま聞いたら甘えるなと叱られるだけだから黙っとけ」　と言い聞かせ、構成がはっきりしてからこれでいきます、と報告＆宣言。　たかだかそれだけなんだが。　内臓の調子が一瞬狂う。意外と小心な自分に驚く。　こういうことは若いうちに慣れなきゃだめだ。　と、「若いうち」をプータローとしてすごした私は思う。　時計の針は戻せないのだけれども。　テンパっているのが伝わったせいなのか、活発に意見がでて場が滞りなくすすんだのは助かった。　うまくいった原因は会議の意図を冒頭ではっきりと伝えたことと。　参加者の紹介をうまく流れにそってできたことだろう。　会議においてお互いがどういった立場でどういった考えなのか？というのは実はおたがい理解しないまま会議の場にいることが多いように思う。　だれがいまマウンドに立っているのか。　だれがバッターボックスにいるのか。　全員が理解してれば場は停滞することはないはずだ。　そしてなによりも、下準備を司会がしているかどうかだ。　たぶんそれは飲み会の幹事といっしょだ。　場が滞ることを警戒して目配りをすること。　予想される展開をある程度は読んでおいて流れを邪魔しないこと。　会議が多い会社はやばいとはいうけれど。　社会人としてはもうすこし場数を踏みたい。　意味のある会議で。　･･･って、会議で意味あるヤツなんていくつあるのだろう？（♂）

2009年06月16日
姿勢

　日曜日に、ムスメを連れて歩いていたら。　近所の中学校で部活指導している風景をみかけた。　サッカー部らしい。　セットプレイで６割の点は決まるんだボケえ！　絶対きめてやるって気持ちでやらないとダメだろうバカ！　いっていることはまともらしいのだが、ダメだなあと思ったのは語尾の汚さと。　コーチらしき男がねそべりながらいっていることだった。　悪態をいれる意味がわからない。恫喝なのか？気合？　そのくせたいして暑くもないのになんだろうあのオンザビーチな姿勢は？　（イメージ画像）　たぶんこのチーム・・・弱いな。　と断言してみた。知らんけど。強かったらおかしい。　セットプレイの統制はとれていたけど。　それはスポーツではない。「訓練」だ。　日本のどこにでもよくある「指導」風景なんだけど、アイがないよアイが。　厳しいのが悪いわけではなくて、厳しさの種類の話だ。　このバカコーチはおそらく自分のコーチからも似たようなやりかたをされたのだろう。　おそるべきは遺伝子。伝えなくてもいいものが伝わっていく。　伝えるべき言葉というのは伝えるにふさわしい立ち方がある。　そして伝えるにふさわしい言い方がある。　そのどちらも満たしていないコーチについていく選手がいるだろうか？　スポーツにかぎらず、仕事でも、躾もそうかもしれない。　その話し方で伝わるのか？　つねに問うべき姿勢が大切だ。　・・・と、寝そべりながら書いている。（♂）

2009年06月15日
お砂場いったりお好み焼き焼いたり

　朝、昨晩つくった肉じゃがをおかずに朝食。　ムスメいたくおきにめされた様子。玉ねぎ大目がポイントらしい。ありがとうケンタロウのレシピ。　　言い訳程度に殺菌するために布団を干す。　NHKで瀬戸内海の再生をめざすドキュメンタリーをやっていたのでしばらくみる。　アサリが20年前の100分の１しかとれない、という衝撃の事実。　個人的には30年前親戚が住んでいた大三島で「家の裏の砂浜をちょっとかけばアサリが掘れる」という入れ食い状態（日本語違う）を実体験している←だから一時期世間でなんで潮干狩りをあんなに騒ぐのかまったく理解できなかった。　山の下草を刈り、雨水が健全に流れる状態に整備することで少しずつ環境がかわっていく、というのが面白かった。水の流れが世界をつくっているのだ。　今日もまたお砂場へ←このくどいまでのこだわりだれに似たんだか。　つかわない道具をひそかにリストラ。　お砂場でないところに道具をもちこもうとするので「汚れるからお砂場でやりな」といったらギャン泣き。ちょっときびしいかしらん。　適当なところで家にもどり昼食。ダイコンと舞茸で味噌汁をつくる。　昼寝をさせて一休み。　夕方MXで「赤毛のアン」と「侍ジャイアンツ」を観る。　おわりの歌がかわったね！などというムスメ。たしかにそうなのだがどんだけ見せているのだアニメを。カタギに育てろカタギに。　絵コンテのクレジットに富野の名前を発見。歴史だなあ。　夕方キャベツを刻み、ご飯を炊いてかみさんを迎えにいく。　スーパーでお好み焼きの素を購入。ホットプレートでお好み焼きパーティー。美味いぜ麦酒。（♂）

2009年06月14日
お砂場系女子

　朝からお砂場にいきたい！と燃えているひと（３歳）がいるので。　お昼寝が終わったのをみはからい公園へ。　ふだん人気のない公園だがめずらしく混んでいて。　お砂場に３組。しかも午前中に万里の長城みたいな力作をつくったひとがいたのでみんな壊すのにしのびないのか狭いことこの上ない。　刺激された１組がデカイ団子にデカイ山に挑戦中。　まけじとこちらもサクラダファミリアを（嘘）。　性格なのか年代的な能力なのか関心なのかわからないがムスメはなにかをつくるよりもそれ以前のこねたりつぶしたりの作業がスキらしく。　水場と砂場をいったりきたり走り回る。　こちらも創造性を培わねば！とかデカいことは考えず砂場にこしかけてのんびり見守る。　しかしああいうお砂場というのはなぜ乱入する小学生男子はだいたいバカで乱暴なのだろうと、自分を棚にあげていってみる。　手を汚し、こね、山をつくりという作業につきあい2時間。夕食準備を言い訳にして家に帰らせる。ぜいぜい。　もうすぐやってくる夏はどうしたらいいのだろう。屋根のあるお砂場をつくればうけるだろうに。　朝たたきおこして早朝お砂場か？なにかの修行のようだが。　さてどうしたものか。（♂）

2009年06月13日
血

　ラジオの「内緒にしています」というネタで。　「彼女に何年も自分の血液型を黙っています」という投稿があった。　なんでも、彼女が出会ったときにいままでつきあっていた男のデータなのかO型の悪口を延々いい続けていたということで、いまさら言い出せなくなってしまった、とのことである。　アホか　と思うが、私の知人でなにがあったか知らないが「2度とB型の女とはつきあわない」と宣言していた男がいたから血液型信仰（といっていいだろう）は意外と根深い。しかもその男は律儀にそれを守り、結婚までこぎつけた。　信は力なりby山口良治（違）　しかしこれで万が一輸血事故とかおこしたら「だからやっぱりO型とつきあってはいけなかったのよ私は！」と彼女はいうのだろうか？　それよりも、その前にプロポーズでやはりこの男は血液型をいうのだろうか？　「ボクはO型ですが結婚してください！」　傍目にはなにをいっているのかさっぱりわからん台詞だろう。　･･･信仰ってタイヘン。タイヘンというよりヘンタイかこいつらの場合。　血は信じるが血液は信じない（開高健）（♂）

2009年06月12日
自販機発見

王様の宝箱から貴方の夢をさがしてください夢の扉をひらいてくださいKing 's treasure box最新人気家電やブランドをその場でＧＥＴあこがれの人気ブランドからレアアイテムまでお宝ざくざく　などとギンギラギンに書かれた凄い自販機をみた。　どれくらいギンギラギンかというと写真を撮ろうとすると光りすぎて写らないのだ。　というわけで仕事の途中でたちどまってメモするアホがひとりいた。　←それは私だ。　1000円。微妙な値段設定。酔っ払ったおっさんとかが勢いで買ってしまうのだろうか。　光る帽子！超目玉品！　などと書かれているのだがどこが人気ブランドなんだかさっぱりわからない。　センスがドンキっぽい。というより　楽●のバナーみたい。　ちなみに千束でみつけたのだが、同僚に話すと文京区にもあるとのこと。　はるか昔新人研修の一環で自販機営業実習というのをやったことがあるが、世間はそれほど自販機を置くことに好意的ではない。だからこれほど個性的なデザイン（棒読み）のモノを置くにはなにか事情があったのだろう。　世間には私の知らない市場というヤツがまだまだあるらしい。　「ドンキなるもの」を求める世界が。　ちなみにネタのために1000円を投じる勇気と寛大さは私にはなかったです。すみません、とあやまってみる。（♂）　その後検索したらヒット

2009年06月11日
パンのみに生きられないらしい。

　評価に関する面接を受ける。　受けるまではうんざりなんだが内容を聞くと予想どおり。がっかりくる。　がっかりは評価そのものではなく自己評価のとおりに働いている自分のふがいなさにである。　進歩がない。　自己査定できるならやればいいのだ。　冷静さがブレーキなのかブレーキをかけているから冷静なのかわからない。どちらにしても褒められたことでないのはたしかだ。　スポーツノンフィクション好きな私（かみさんはペーパースポーツマンという。ちっ）としては「未完の大器」という類の選手をみるといらつく。怪物平山でありジャンボ鶴田であり。本気だせばすげーよ、といわれるひとのステージを低く間違えたようなふるまいをみると腹が立つ。それは自己投影している近親憎悪かもしれない・・・と、大器を自称するのもなんだが。　この際足踏みしつづけているボーナスについては置いておく。　なんのために働いているのか？　就職活動中は「自己実現」やら「夢」やら動機をうたうひとが多いが、はたしてそれをもちつづけて働いているるひとが何人いるのだろう←批判しではなくて素朴な疑問。　夢があればどんなことも耐えられるだろう。もしかしたらそういう強固なものを本当の夢というのかもしれない。　サービス業のひとを尊敬するのは査定を頭に置いていたら成立しない職種だからだ。まずはお客様、という発想がないひとじゃないとやっていけないだろう。　ひとにそれができてなぜ自分にできないことがあろう。　私も査定より先をみて働き、結果としてよかった、という展開にしたい。・・・と思うのは「勉強なんか役に立たないぜ！」と肩を怒らせて勉強しない中学生と大差ないかしらん？つぎからつぎに休ませる間もなく永遠のライバルや努力で倒せる強敵がでてくる漫画の世界はラクだなあ、はは。（♂）

2009年06月10日
日本初等教育終了のおしらせ

　塾に勤める知人の話。　小学生が「残酷な天使のテーゼ」を口づさんでいたので、　　「アニメばっかりみてたらバカになるぞー」といったら（←どの口がいう。知人こそおたくなんだが）、小学生からかえってきた答えは　違うよ。朝の会でみんなで歌ってるんだよ　･･･まじっすか。日本オワタ。（♂）

2009年06月09日
私の現世は会社員。

　某オーラの歪みなる番組について母に聞いてみた。　ここ数年まともにテレビを観る機会がないので放映内容についてどうこういう資格は私にはないのだが。ほんとは←まあいいや。　どんなあつかいをしているのか聞いてみたかったのだ。自分の親がどうみるのかを。　アレみてる？　みてるよー。　･･･意外に大衆趣味らしい。　めずらしいねーあの手の番組みるなんて。周りがみんなみてるでしょ？　みてるみてる。みんな一生懸命みてるよー（笑）。　なにがおもしろいわけ？　さあ？　なんじゃあそりゃーっ！とうちなる松田ユーサクを飲み込みつつ続きを聴けば、　有名人が次々出てきて泣くのが面白いんだよ。あ、泣いてるーって。　どんな見方だよ！とツッコミつつ、気づいてないだけで意外とこの見方をしている層は多いような気もしてきた。　涙が演技の可能性はあるにせよ（←演技だからどうだというのだ）、感情の吐露は内面のストリップにほかならない。人気の秘密は癒しを粧った加虐趣味ではないか？・・・とかいったら信者に怒られるかしらん？←まあいいや。　そういえばフカキョンはテレビの企画でマリーアントワネットの子孫に会い「自分は生まれ変わりなんですー」といってドン引きどころか怒らせたらしい。ここまで徹底するとすげえなあ。（♂）

2009年06月08日
母の話

　昔、～（私の次兄）の運動会に行ったら。　会場はリレーでもりあがってたんだけど。　担任の女のセンセイがまったく無表情なの。応援とかまったくしてないの。　興味なかったんじゃないのかなあ。　　児童が戻ってきてもとりなすわけではなくて拍手もしないんだよ。ほんとうに見てるだけなの。　それで、そのセンセイのところにある夜、用事があったあるお母さんが電話をかけたんだよ。　お父さんが電話口に出てね。　「昼は教師ですが夜は個人ですので」とかなんとかいって出もしなかったらしい。　そりゃあそのおかあさんの用事はたぶん性格からいってんなに急ぎではないだろうけど（笑）。あんまりあんまりじゃない？　・・・リーマンかよ！とわざわざツッコむのもなんですが。　30年近く前の話である。時代の先端をいっていたというべきだろうか。個人の権利をどうこういう機会が多い昨今、同じことをやっている教師はいそうだ。　権利バカというべきか。他者意識の欠如なのか。どっちにしろほめられた振る舞いではない。　「で、どんなリアクションをするか観察していたわけ、意地悪く人の親として？」と聞くと。　違う違う。ほんとうになにもしていなかったから目立ったんだよ。あら、自分のクラスなのになんとも思わないのか？って。びっくりしたなああれは。　ひとの目って、意外とそこらへんに光っている。他人に対して演技（ウソ）が通用するのは一部だ。　･･･ああつくづく自分は役者になれない、って違う結論。（♂）

2009年06月07日
実家へ

　ムスメを連れて実家へ。　先日買った80年代オムニバス（４枚組！）をクルマで流して運転していると、　「これ、泣く曲？」とムスメがのたまう。　流れていたのはこれ↓　　いやはや。衣装COOLだよ。着てみたいー（棒読み）。　ちゃんと歌詞を聴いているところに成長を感じたりして。　昼ごろ到着。うどんをいただく。　母は仕事なので、ヒマつぶしついでに父とムスメを乗せて近所の公民館へ。母の稽古場をおさえるためである。　ムスメ、待つ間に児童コーナーの玩具（家だったりアイロンだったりぬいぐるみだったり）貸切状態でおおはしゃぎ。仕方がないので図書コーナーにあったくらもちふさこ（！）を読む。　　画がアレだけどおもしろいじゃん。となぜかリバイバル流行りな私。　ムスメに児童コーナーから離れないので父は苦笑しつつ囲碁サークルに飛び入り。私はひたすらマンガを読む。吉田ルイ子の伝記も読む。　　こういうフェミなやつ（子供むきだけど）が図書コーナーにあったりするところに公民館っぽさを感じたり。フルブライト受かってたりカメラ未経験だったり凄いよ吉田氏。運命というのはアンテナ張っているひとには動くのだなあ、と思う。　いい加減疲れたので遊び続けるムスメをひきはがして車に乗せて帰宅。　なにか甘いものがたべたいー　とぬかす３歳児。　OLか！とツッコミをいれてください。　ジグソーパズルを渡すとえんえんやっている。　むすめ　は　ぱずるで　あそぶことを　おぼえた！　風呂をいれてもらって夕食。　アジの刺身をだすとムスメ、　ぷりぷりして美味しいー　とのたまう←生意気な。グルメレポーターかい。　親の言語表現を聴いてコピーしているようだ。気をつけなくては。　母とビールを飲みながらあれやこれや長話。　夫婦で会社をやっているひとで、ふとしたきっかけで夫が妻に　「おまえはこの会社のガンだな」　といった、という凄い話を聞く。　夫としては軽い話なのかもしれないが、「絶対に軽口をいってはいけない」というタイミングはいくらでもあるわけで、これはまさにそれだろう。気をつけよう。　母を追い出し、ひとり今でW杯最終予選を観戦。昼間の疲れで後半の愉快なジャッジを見落としソファで45分寝てしまう。気づけば出場決定のテロップ。なにはともあれよかったよかった･･･くそっ。ぬかった。（♂）

2009年06月06日
息子を叱る父を見た。

　駅で、自分より若そうな父親が子供をなにやら怒っていた。　子供（５歳ぐらいか）はシュンとなって「ごめんなさい」と答えている。　その答え方がキチンとしていて、ちょっとかわいそうだ。　かえっていろんなことを考えてしまった。　前のやりとりをみていないのだが、どちらかというとなにか感情的になった空気がみえたりして。みためだけでいえば「叱責」というより「拒絶」にみえる。おそらくはしゃぎすぎての結果なのだろう←証拠はないのだが。　ふりかえったところで。　「躾」と「邪険にする」のと境目はどこにあるのか。　いつでも聖人君主でいようとするのは無理にしても（なるつもりはないし）。　厳しくするのと「親の都合」とは違う。自分のセコいルールを押し付けていないだろうか。　ほんとうに子供のために、子供にむいて話しているか、というのは常に頭においたほうがいいのだろう。　･･･なんてことを考えているのはもしかしたら世間の目を気にしている私の弱さかもしれない。と自分でつっこんでみる。（♂）

2009年06月05日
NOISE

　とある部署の管理職が部下をぼやくのを聴く。　前日用があるときは翌日はやくきてやる。いちおう率先して見本をみせているつもりなんだがわかっているヤツとわかんないヤツといるよなあー　･･･そりゃごもっともなんですが。いったい私にどうしろと←私は早く行っているけれど。　一方で別の部署の部下が上司にケチをつけているのを聴く。　もうすこしフォローしてくれてもいいんだけどなあ。営業しなくていいから得意先に顔見せをやってくれれば助かるのに　･･･上司に期待しすぎだろうよそれは。非常時以外は上司に出番がないほうが任されてたほうがラクでしょうに？　こうして、どこにもいえない言葉がタマっていく。　外が雨で、今日が金曜日だからだろうか。　みんな直接いえばいいじゃん。日本人だなあ。（♂）　

2009年06月05日
五十嵐貴久「2005年のロケットボーイズ」（双葉文庫）

　高校時代を振り返るとなんにもしていないくせになんであんなにプライドばっかり高かったかねえ？と思う。自分にはなんでもできる、機会さえあれば、と妄想ばかりしていた。そんなヒマがあるなら勉強すればよかったのだ。勉強でなくてもやりたいことをやればよかったのだ。身もふたもない結論ではあるが。　別にいまの人生を後悔しているわけではない。ただあのころの自分をみると蹴飛ばしてやりたくなるだけだ。恥ずかしくない10代なんてこの世にあるのだろうか？　さて本書。　落ちこぼれ高校生がひょんなことから追い込まれ、ロケット製作に携わることに。　集まってきたのはどこか壊れた面子ばかり。財政から知識から社会的立場から、あらゆるジャンルの苦難を超えて目標へと向っていく物語。　時代設定は違うが同じ作者の「1985年の奇跡」と雰囲気は似ている。高校生のアホさ加減と妙な熱さがいい。　理系の話だしなあ、と敬遠しながら読んだのだが心配無用だった。著者自身もバリバリ文系で、というところから書き始めたらしい。主人公とたぶる。　ひとくせもふたくせもあるメンバーが「チーム」になっていく過程が面白い。役割がつくられていく過程はスポーツのようだ。　ダメな高校生が限られた武器で悪戦苦闘する姿につい応援したくなる。　ただひとつ不満なのはメンバーのその後を完全に書いてないところか。なにを書いても蛇足と思われる危険を回避したのかもしれないが。（♂）

2009年06月04日
しごきと「こつこつ」。

　今週のサッカーダイジェストで流通経済大柏の本田先生がメンタル面のトレーニングについて２点語っていた。興味深く読む。　軍隊もなく貧富の差もない日本においては理不尽な「しごき」もまたひとつの手段である。限界値を超えさせるのがその狙いであり、指導者はその個々によって違う「値」を見極め、メンタリティを培っていく必要がある、と。　ヘタレな自分には勘弁してほしい世界だが、結果をだしている指導者がいっていることだからおそらく一理あるのだろう。　いつか陸上400ｍの高野氏が科学的トレーニングだけではダメだ、といっているのを聴いたことがある。　理不尽であることで成立する理。「混じり物」が強くする、というのはどこか哲学的だ。　もうひとつは、日々の習慣の効用についてである。挨拶であるとか、靴をそろえるであるとか、積み重ねていく習慣が多い人間ほど、トレーニングの効用が高いのではないか？と。　どんな分野であれ大切な基礎訓練は単調なものだ。吸収効率が高いのはもともとそういった単調さに耐えられる日々の積み重ねをしている人間ということか。　礼儀、というのは他者のためでなく、自分の修行になっているらしい。　･･･ということはリーマンやっている自分にはポテンシャルがあるということかしらん？あれやこれやあって退屈する日は全然ありませんが。　我々が勝ったのではない、農民が勝ったんだ（♂）

2009年06月03日
酸素と脳

　頭のてっぺんまでじんじんきた肩凝り対策のため朝ジョグ。　汗。太陽。爽やかな朝に風景はヒロヤマガタか鈴木英人。　と、余裕をかましていたらバスに乗り遅れ、寝ぼけついでに電車の乗り継ぎを間違える。なんとか会社は滑り込みセーブ。　んがー。　パイロットだか宇宙飛行士だかの訓練で酸素を減らしていくなかで単純な計算をやらせるというのがあるそうだ。優秀なエリートたちもだんだん判断力が鈍っていくという。　・・・自分がエリートだといっているわけでも思っているわけでもないが。酸素不足だとアホになるという実体験のお話。とほほ。　ところで。マラソンランナーが高地トレーニングをよくやる。空気の薄い場所で肺に負荷をかけることで心肺機能を鍛える狙いだ。　同じ狙いとして一時期高地で勉強させて平地に戻ればバリバリ脳が動くということにはならないだろうか？　という理論（←妄想）でいけばＭＩＴやらトーダイは山育ちで占められることになるが。どうなんだろう？　ちなみに無酸素は長く続けると脳細胞が破壊されるらしい。とかつてＪ．マイヨールのネタをやっていた江頭氏がいっていた←これどうでもいい豆知識。　という脳のぬるい話はともかく。たまには時計を気にせずジョグしたいものだ。　はやく寝ろ俺。（♂）

2009年06月02日
静かに。

　突然の信号機トラブルとやらで朝の電車めちゃ混み。　となりのリーマン２人が争いはじめる。　肘をなんでたてるんですか！　狭いんだからしょうがないでしょう！　「人間は狭い空間では攻撃的になる」といったのは渋谷昌三先生だったか。まさに理論を地でいく風景。　そのままぶっ倒れるまで殴り合い、お互い青空の土手にねそべっておまえもやるなあハハハ・・・なんてことはなく。　ふつうに静かになってもやもやが残る。　ああこいつら、まわりがいらだつってなんでわからないかね？　インフルエンザの最悪の段階になると電車の中ではおたがい数メートル離れて座れという命令がでる、という超現実的な話を聞いたが。　そうなるとはじめて日本に平和が来るのかも。　･･･今度は「もっと離れろよ！」と争いはじめるんだろうか？（♂）　

2009年06月01日

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