100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

781666
ホーム \| 日記 \| プロフィール	【フォローする】【ログイン】

まんがよみ日記

カテゴリ別記事

よく読まれている記事

お気に入りブログ

2010年03月の記事

全32件 (32件中 1-32件目)

1

魁！料理バトン！

バトンってまだあったのね、と感心しつつ夏目京氏から受け取る。ホットケーキは写真映えがいいので載せているだけでそんなにつくってませんが（笑）。１．お料理を始めたのはいつ？なにをもって料理というのかわかりませんが、古くは小４ごろ習ったホットケーキか？真面目にやるようになったのは結婚してから。ケンタロウ氏のレシピ本やオレンジページを買ってつくった。なにかと「困ったときはごま油」というのはいかがなものかと思ったが。２．お料理を始めたきっかけは？夫婦で生活時間が違うために必要に駆られて。結婚したのに外食もないだろうという個人的な美学のために。３．お料理をしてよかったことは？「おいしい」といわれる。作り手の気持ちがすこしだけわかったこと。４．お料理をして悪かったことは？残り物処理へ意識がいくので太る。５．自分の腕を思う存分ほめてください。野菜いっぱいつかって偉いぞう。６．自分は料理に向いていると思う？向いてない。味付け濃い目だから太る。７．主に何を作っている？味噌汁。野菜炒め。焼きソバ。カレー。肉じゃが。野菜たっぷりパスタ･･･って、書いていて情けなくなってきました。家庭科やってる中学女子かよ。世間の結婚したい男子へ。美味しい味噌汁がつくれればだれかひっかかります。たぶん。８．あなたのお料理に欠かせないものは？生協のダシ。妻にほめてもらいたいがゆえの少々の講釈とぼやき。９．ずばり、あなたにとって料理とは？脳をからっぽにできる手段。家庭内発言権を得るための手段。１０．次に回すお料理上手さん３人をどうぞ！そんなにいなくてすみません。cinderellaさんいかがでしょう。

2010年03月31日
遭遇

実家近くで幼なじみにあった。成人式以来だ。ある時期ヤンチャだったが教師含めて不思議な人望があった。目の前にいるのはフツーの社会人だ。母の話では中学の同級生Ｏと結婚したはずだ。そんな話を軽く確かめるほど親しいわけではないが、幼稚園から中学まで一緒だった気安さはある。そんな距離感。あまりにひさしぶりで挨拶がでない。呼び方も昔の呼び方をしていいものかどうか。顔はおたがいわかるのでつい懐かしく数秒間顔をみあう。沈黙を破ったのは彼だった。帰ってきてるんだ？・・・おう、1ヶ月に1回ぐらいね。それだけのとりとめもない話だけで何事もなかったのようにすれ違った。それで不愉快なわけではなく。なんとなく愉しくなったのは彼の人柄だろう。おたがいおっさんになったなあＭ。・・・とは思うけど、わざわざ口にするほどではない。そんな実感。意外と同じことを考えてたりするのかしらん。大学だといろいろしこりが残っている場合もあるが。こういうのもいい。ここに住むことはたぶんないだろうけど。こんなとき自分が生まれ育った場所のよさに気づく。おおげさかしらん。（♂）

2010年03月30日
吉井妙子「夢をみない男松坂大輔」（新潮文庫）

メジャーリーガー松坂の素顔を描いたノンフィクション。著者の名を知ったのは一流選手の親を追ったノンフィクションだ。イチローから清水宏保まで、さまざまなジャンルのトップを育てた親を描いた作品はこじつけのような教育論をふりかざすわけでもなく読みやすかったのだ。対象との距離感が絶妙だった。そのセンスは本書でも発揮されている。好感がもてるのははじめに「友人」としての立場を明かにしている部分だ。「ライター」との線引きが曖昧で御用ライターになりさがる人が多い（ナカタネエさんのまわりとか）中、日本のスポーツジャーナリズムにおいてはこれは意外と難しいのかもしれない。個人的なコメントが挟まれていくことで読み手はフィルターをかけて読むことができる。友人との交流から投球術まで。「幼少のころ、本を結末から読むのが好きだった」という記述にもあるように、狙いにむかって逆算して細やかに組み立てていくスタイルが浮かび上がる構成は面白い。江夏にしてもそうだが、一流投手には言葉と記憶力があるのだな、ということがわかる一冊。恋愛から結婚にいたる過程に関する記述は読んでいて正直気恥ずかしい。それだけ踏み込んで書かれているということだろう。柴田の存在が成長につながる重要なファクターだったという切り口。好き嫌いはわかれるかもしれない。私はやや否だ。（♂）

2010年03月29日
若いころ貧血気味の母はどうやって子守をしていたの聴いてみよう

ムスメにひとり遊びしてもらい、掃除洗濯以外は布団に潜る。しま●ろうのおかげでなんとか時間を使う。DVDもみせずに済んだ。退屈するとよじのぼるので適当に振り落とす。昼食時、なにしたい？ときくと公園にいきたいというので風邪を理由に拒否。「上着着ればいいじゃん」とか抜かしやがる←ごもっとも。妥協案として家の前でチョークで遊ばせる。子供の耐寒仕様っぷりはなにかね。自分の子供ともおもえん。そのうち寒くなったのか、「家にはいる！」というのではいる。助かった。夕食は「うどん」というリクエストだったのでほうとう。これもシーズン食べおさめだろう。一日いいこにしてくれていたのでほめてやる。が、寝る間際「ママー」といいながら静かにべそをかいていた。気をつかったのかただの電池切れか。ありがとね。（♂）

2010年03月28日
睡眠百薬之長

ムスメはかみさんにまかせひたすら寝る。咳のしすぎで肺周辺が痛い。こんなときは着物を着てサナトリウムで薄幸の美少女と会いたいものだとかアホっぽいことを考えつつうつらうつら。サナトリウムってそもそもまだあるのか。「カフェー」にあたる店ならいくらでもありそうだが。「もやしもん」をだらだら読む。ごろ寝に向いている本、向いてない本がある。「め組の大吾」とか暑苦しいやつはダメだ。好きだけど熱がでる。東海林さだおさんもダメだ。食欲が空回りする。「聖お兄さん」などはいい。ゆるさと、ゆるすぎない知性。アルファ波をだす加減がある。などと、語るほどのモノではないが。エッセイは読めても小説はつらい。幼少のころ「タイムマシン」を読んだ夜にたまたま風邪で発熱したことがあり。いまだに読み返したくない本だ。かみさんは妊娠中よくみていた槇原敬之のオーケストラライブを聴くとそのころを思い出すらしい。個人的な健康状態とリンクしてしまった作品というのもアーチストにとって不幸な話だが。不思議と楽しいときに読んだ話をもってコンディションがたてなおせるわけではないのは残念なところ。死ぬ間際まで書きつづけた作家の話はよくきくが。モノカキは書かないと死んでしまうから書くのだろうなどとまんもすノ●ピーみたいなことをなどと考えているうちに睡魔が・・・。ぐう。（♂）

2010年03月27日
悠々

守衛さんに挨拶される。お孫さんがムスメと誕生日1日違いということでたわいもない話をよくしていたのだ。来月中旬で退社なんですよ。～に引っ越しまして。遠くなったので通えないんです。あら残念。でもいいとこですね。悠々自適じゃないですか？まあもうジジイですから（笑）釣りをやったり、胡瓜を植えたりしてすごすんですよ。いいですねー。新鮮な美味しいもの食べて、楽しそうだなあ。長生きしますよそりゃあ。満面の、いい笑顔だった。まだまだ若い方ではあるがいっぱい働いてきたんだろうなあ、などと思う。悠々自適な日々を夢みることができるほどキリキリもしてないし、歳もとっていないし財政が潤ってもいない。たぶんそれは積み重ねた日々の労働の実りとして「ここらでやすんでもいいだろう自分」と言える日が来るのだろう。くるのだろうか？その「境地」にはまだまだだ。「死んでからはいつでも休める」（イビチャ・オシム）（♂）

2010年03月26日
ぬいぐるまー。

すっかり浦安鼠教信者（患者？）になってしまったかみさんが、友人経由で浦安鼠海の熊人形を手にいれた。もてない女は消費か信仰に、男は収集へ走るというのは私の持論（暴言）だが。まさに前者だ。尻と掌には鼠印（大円と小円ふたつ）のやきごてをあてられている。可哀相な熊だ。設定。色。大きさ。重さ。素材の触り心地。バランス。抱きごこち。よく考えられた品だというのはよくわかる。人気とはそれなりに周到に用意されてはじめてでるものなんだろう。検索マニアとしては調べてみたい。これだけの商品を出すにあたりどれだけのエネルギーが費やされたか。しかし、そういった水面下の努力を簡単にはみせないからこそあのブランドが成立している気がする。強い陰があるからこそ輝くものがある。逆にいうならたとえば今日のテレビの落ちぶれっぷりはギミックだとしても「裏側」「楽屋」をみせすぎたことにあるのではないか。・・・などとあーだこーだ語りたくなる理由はそのたまらない可愛さだと素直になぜいえない？そんな私を世間はツンデレというのかしらん。（♂）

2010年03月25日
布団で咳をすると貧乏長屋コントをしたくなる

はやめに帰宅して病院へ。治療は初期にいかんとダメだわ俺。げほげほ。漫画家もここまでじゃないだろうという化粧気のない女医さんにみていただく。若い。気管支が少しだけ腫れているらしい。食間の解説を薬局でうける。食後2時間らしい。しらなんだ（馬鹿）。電車で黒澤明の脚本などをてがけた橋本忍さんの本を読む。「シナリオは設計図だ」なるほど。クロサワ作品のダメなモノとその理由もあげているのが面白い。すべての脚本家必読。かみさん実家に迎えにいったらムスメ爆睡。車に詰め込み帰宅。「外事警察」と「シューシャインボーイ」をザッピングしながら観る。前者の渡辺篤郎はどこか変態っぽい狂った感じがいい。またもや青い画面の警察モノか。緊迫感がすばらしい。後者はキャスティングがベタすぎて（社長：西田／キクジ：大滝ってひねりないだろ）いかがなものかと思ったが台詞を丁寧にいかした脚本はよかった。安田成美が好演。はやめに就寝。あがれ免疫力～（祈り）。（♂）

2010年03月24日
池波正太郎「男振」（新潮文庫）

髪が抜ける奇病にかかった若侍が見た目を愚弄され主君の子を殴る。なぜか処分は保留され、事件をきっかけにお家騒動にまきこまれていく。若者らしい一本気さと、侍としての生き方。しがらみの中で生きる筋のとおしかたを描く。主人公の真っ直ぐさと、真っ直ぐだけではやっていけない世間という関係がリアル。死を想う勇気とは別の、他を思いやる懐の広さ。身を挺して自分を守ろうとしてくれる大人から、己を知り、なんとか着地点を見出だそうと苦闘する姿。視界がすこしずつ広がる喜びと、それによって知る哀しみ。成長を応援したくなる。（♂）

2010年03月23日
なんにもしていないのに時計は動く

めずらしく家族揃いの連休。BS2でハイジを観る。あらためて映像の美しさとシンプルな台詞に感動。町への交通手段はなにかをかみさんと議論。高尾山鉄道じゃね？とか暴論を（馬鹿）。公園に行きたいと主張する1匹に従い近所の公園へ。お砂場に放牧。一人っ子のせいか自分のゾーンができるまでなかなか動かない。ボール遊びにあんまり反応しないのに自分の遺伝子を感じてみたり。お砂場で遊びながら本人の中ではなにか盛り上がってたりするのだろう。本人の中で起きているコトを大切にする親でいたい。どんなに歯痒くとも（笑）。風が強い。パンを買い、公園で食う。寒くなったので撤収。なんで寒がらないんだ子供ってやつは。最近屁理屈をこねだしたり、「もうわかったから」と会話を切ったりするので食事のときに説教。汝、父が汝の台詞を絶てばいかに想うや？百歩譲って屁理屈は言語能力の成長として評価するとしても、話をきかないのは許せん。「意味わかんないし」とか一端のいまどきの台詞をぬかすので（保育園で覚えてきやがる）、「意味わかんない」とかいってるといつまでも赤ちゃん扱いするよ、と言い渡す。ばぶー。コミュニケーション不全の言葉を許す親にはなりたくない。躾ってつかう言葉の規律で違うと思う。午後から本屋へ。雑誌MOEのバックナンバー「ハイジ特集」を買う。当初のデザインでは三つ編みだったがオンジが髪をいじれないだろうということで却下されたらしい。なるほど。帰宅して昼寝。「家に帰ったら昼寝するから」とか抜かしていた癖にまったくしない（怒）。これも成長だといいたいところだが夕方眠くなって悪さをしはじめるのから許せないのだ。眠いのになぜ寝ないのか。夕食はつけ麺。今日はDVD借りないの？などという。欲望はいつでも充たせると思ったら間違いだぞ一人っ子よ。（♂）

2010年03月22日
和風であの映画をつくるとどんな人形がでるのだろう。やっぱりアメリカ系のキャラなのか。

　家族揃ったがなにもせず昼までごろごろ。無為な時間の幸せ。　寝休日はあまりしないのに眠れる不思議。春のせいなのかここ最近の疲労のせいなのかわからず。　寝ていると時間があっという間だ。　駅前のイタメシやでランチ。　和風ウメパスタ美味し。梅を絡めるという発想は天才すぎる。　ムスメを遊びスペースで放牧。　同じ場所にひとつ年齢が上の子がブロックで立派な家をつくっていた。　年齢ひとつで能力がこんなに違うのね。　保育園のセンセイがとおりかかりムスメが大きな声で挨拶。　「おかあさんはおしごと！」と大声でいうのはいいがまるで遊び場に放置してぱちんこ行っているアホ親にみられたらまずいのであわてて飛び出して挨拶。　帰宅してカレーで夕食。生協で買ったナンがうまー。　最近のムスメは「あぶらっぽいものはやめてね太るから」などと生意気をぬかす。　おそらく義母の台詞そのままと思われ。　じゃあカレーは食べないの？などとからかうたのしさよ。　食後はＤＶＤで「トイストーリー」。「２」を先にみていたので伏線がたくさんあるのがよくわかった。音楽がいい。個人の可能性についての物語を描いた脚本がすばらしい。どの国でもDQNなガキがやる遊びというのは変わらないのね。　カリン酒をひっかけて早寝。（♂）

2010年03月21日
気は病から

咳がとまらない。家で寝ることにする。体温を高めに維持するとケンコーになるとかなんとかいう本がでていたが、考えてみればあたりまえの話だ。健康法とか宗教とか教育法とかビジネス哲学とか。いかにあたりまえのことをはったりをこめていうかが金になるかどうかの分かれ目なんだろう（暴言）。と、弱ると精神からも毒がでる。もともとか。昼まで布団で眠る。健康のためになんか食うとかいうよりはやく寝ろ自分。昼から床屋。「頭文字Ｄ」を読む。よくもまあこれだけ話を引っ張れるもんだ。走り屋に興味なくても読ませる。ある意味剣豪小説とつくりは同じか。この構造で話を作れそうだ。作れそうと実際につくるのとでは距離があるわけだが。店長と世間話。店内にはテレビが流れている。番宣番組ばかりだ。金ないんすかねーテレビ？「スポンサーとれないから流すらしいですよ制作費かからないし」あらら。しょっぱいなー。てれびおわた。サブウェイで昼食。世界仰天ニュースの再放送をみる。余命数ヶ月の5歳児が死期を悟り家のあちこちに隠した家族へのメッセージが死後2年たってもみつかりつづけ、家族を失意から救済へと向かわせたという感動話。妹が偽造しているというオチならべつの意味で泣けるなあ、などと意地悪くみる。闘病モノは安易に感動したくない。夕方ムスメをむかえにいき焼きそばで夕食。一緒にみよーテレビ！というくせに「ごはんは？」などという勝手さはまさに女の論理（暴言その2）。眠いというので布団にいれると秒殺。（♂）

2010年03月20日
百田尚樹「ボックス!」（太田出版）

　いじめられた経験をもつ優等生が天才肌の幼馴染に誘われてボクシングの道へ。　　病弱な押しかけマネージャー。過去をもつ監督。狂気漂わせるプロのベテラン指導者。強豪高のライバル。　王道の展開だが上下巻いっきに読ませた。　プロとアマの違い。　戦うこととは。　勝利の分かれ目とは。　克服すべき恐怖とは。　才能と努力。　ジャブなどの技術論をまじえ、この競技のもつ奥深さが素人顧問の耀子の目をとおして描かれていく。　面白いのは監督の沢木の存在だ。　選手の異動による指導の姿勢の変化とともに物語のペースが変わっていく。　よりストイックに。より息苦しく。　一方でケンカや恋など十代の不安定さや、高校のクラスの実態などもまじえ、作品をリアルな（といっても超人的ではなるが）ものにしている。　やはり北上次郎推薦にはずれなし。エピローグはおまけだが。あっさり加減はよし。（♂）　

2010年03月19日
おんなのいのち

電車の車内で櫛で髪をときまくるひとをみた。水色のコートに革の鞄。通勤ラッシュの中、腰まで伸ばした白髪混じりのストレートパーマを木製の櫛で何回も何回もとく様は妙な迫力に満ちていた。電車の座席でブラッシングする馬鹿女子高生とかメイクする馬鹿ＯＬとか、いろいろみてきたが尋常じゃない。推定40代の女性だが。いったいなにがしたいのか。ついじろじろみてしまった（やめとけ俺）。驚いたのは指先に春色のマニキュアが綺麗に塗られていたことだ。ということは普通に社会生活をおくっているのかこのひと。指先まで意識しているのに行動には意識がいかないのか。わからんよ脳。春のせいか。そういうことにする。便利な言い訳だな。（♂）

2010年03月18日
田草川弘「黒澤明vs.ハリウッド」（文春文庫)

黒澤明がハリウッド映画「トラ・トラ・トラ！」から監督を降ろされた謎を追うノンフィクション。悪化していく事態と奮闘するスタッフ。抗えない流れ。戦争の記録だ。文化ギャップの見通しの甘さ。監督の位置づけの違い。素人俳優起用というギャンブルの失敗。契約意識の欠如。撮影所の気質への無防備さ。よくもまあつぎからつぎへと・・・と感心したくなる失敗要因の数々。いかに危険察知が難しいかがわかる。「負けに不思議の負けなし」とは野村克也氏の言葉だ。事故はいくらでも原因を論理的に説明できる。それでもひとは失敗を繰り返す。事前に予想できないのが人間の限界とみるのか、失敗を恐れないプロデューサーの勇敢さを讃えるべきなのかはひとそれぞれだ。できれば後者をとりたい。あらかじめ予想できたであろうことをひとつだけあげるなら、企画のマッチングだろう。真珠湾を優先するのか、クロサワを優先するのか。戦争というデリケートな問題。監督のプライド。それぞれの重さを考えれば簡単に「マリアージュ」とはいかないとは「予定」すべきではあっただろう。WEBのない時代、事前調査が簡単ではなかったというのは頭におかなくてはいけないが。アメリカ人プロデューサーは多民族社会にいることで異文化へのアプローチを楽観的にとらえる傾向があったのかもしれない。文化衝突の記録として、哀しくも面白い。しかし、こういう取材を読むと感心するのはアメリカ人の記録への執念である。誰かに都合が悪いどんな文書でも必ずどこかに残っている。歴史のない国ゆえのものか？美学として都合が悪いことは黙り、隠したがる日本人は見習うべきだろう。（♂）　

2010年03月17日
缶

まえから謎だった。缶のコーンスープはいったいだれがいつ飲むのか？それは缶のお汁粉とともに購買層の5W1Hが謎のグッズとして私の中の保留案件であった。缶で買えば家では飲まない。コンビニのパンと一緒に買うには重い。単独の食事には軽そうだ。ただ自分は買わないというだけの話なのだが。と思っていたら。帰宅途中の駅で飲んで（食べている？）ひとに遭遇した。時間にして21時。仕事帰りと思われる、さえない30代ＯＬ。バスにむかう群れをみおくりながらベンチでぐびりぐびり。そうか、こうやって飲むのね。と、典型としてとらえていいのかはわからないが。もてない感じがした（ほっとけ）。というわけでますます購買行動から遠ざかるのだが。おいしいのあれ？（♂）

2010年03月16日
若さ

　発注業務が多い自分の部署には、飛び込みの営業が来ることがある。　面倒なので半分は断るが、特殊な技術を持っていて見積もりのルート開拓になることもあるので半分は勉強を兼ねて会うことにしている。　今日来たのはいわゆる新人君だった。　それはいいのだが、なぜか2回ほど「新人なので」といったのでちょっとだけたしなめる。　そんなに「このガキゃー」という若さアレルギーみたいなオーラをだしていたのだろうか。　「あんまりシンジンシンジンいわないほうがいいよ。なめられるから」　ああ、説教しちゃった。何様だ。　１●年前、就職活動であいたくないのにあったリクルーターをふと思い出す。　金融がイヤだ、とやたらいわないほうがいいよ。よくしらないのに。世界が狭くなるから。　そんなことをわざわざヤガモの池の前に呼び出していってくれたＳ銀行のひとよ。　親切だったね幼い後輩に。面識もないのに。　シンジンジン♪コーラとジンでアメリカジンと往年の森高のＣＭソングをまねてみたり。フルすぎてだれもついてきてないよもー。　語り口からはいい意味での若さは感じられたけれど幼さはなかった。　･･･とほめるのまではやめておく。　この男がこの後の人生でなめられようとどうでもいいのが正直な話ではあるが。　言いながら思い出していたのはちょっとだけ営業を齧った若き日の（笑）自分だ。　新人であることを甘えていたあのコロを思い出すと赤面する。　思い出していた、というよりたしなめていたのはといったほうがいいのかもしれない。　信頼度が勝負なんだからハッタリでいいと思うのだが。　それよりは、会社のパンフの社長がおもいっきりチャラい茶髪なほうが気になった。　キミが新人かどうかよりもこの田舎のホストみたいな社長の写真をなんとかしたら？　とはさすがにいわなかったけど。　それこそ余計なお世話というやつだろう。　それとも親切だろうか？（♂）

2010年03月15日
鼠島または鼠国。

朝、着替えもそこそこにチェックアウト。窓の外には呆れるほどの列（驚）。ムスメは昨日入手したはいかぶり姫のドレスを着て入場。うまく歩けず抱っこもできない、機動性の低い拡がるスカートを履きたがるのを阻止。「ちゃんとひとりであるくから！」と出来もしない約束をしてまでも履きたがる。もちろん「ちゃんと世話するから犬飼って！」という台詞と同義語とこちらは認識しているので却下。この執念、だれに似たんだか。ゲートに入るなりみんな小走りになるところに国民性を感じる。鼠の親玉（半裸赤半ズボン）との写真のために長い列にならぶ。まだまだ出番は先なので、かみさんとムスメは鼻がのびる人形やら人形をつくった爺さんやらピンクのジュゴンと撮影に。無事撮影も終わり、朝食。パンケーキうまー。ツアーに申し込み、ゆったりとまわることに。黄色熊的蜂蜜壺に初めて乗る。作品世界をそれほど知らない自分だが完成度の高さにびっくり。極彩色のデザインとリアルな体感。いけないクスリをキメた方にはたまらないのでは。つづいて話題の怪物工場に。ムスメはあれほどDVDをみせられているにも関わらず恐怖で硬直。ロズに「こわくないよプリンセスのお嬢さん」などと話しかけられていたが（サービスだ！)最後まで硬直（笑）。内容は・・・騒ぐほどかなあ？というのが正直な感想。期待しすぎのせいか？あとは一緒に乗ったひとと世界を共有し入り込めるかどうかが鍵か。「いたいた！」とかさわぎながらみるものなのかも。と冷静に語るのもなんだが。4歳児には室内アトラクションは早過ぎたか。予定していたひとつをキャンセル。パワーオブミュージックを観るも、抱っこしていたムスメ刺激の連続に疲労したのか大音響の中爆睡。ワンマンズドリームなるショーをみて、ガイドさんとお別れ。列がばらけそうでも必ず全員にめくばりをするうごきにプロをみた。せっかくのガイドさんに質問できず歯痒く思う。ツッコミが「メイキング」に関するものだとどうせ教えてくれないだろうし。「ハニーのつづりは子供らしくわざと間違えてあるのです」とはガイドさんから得た今日の豆知識。最後はパレードをみて帰宅。（♂）

2010年03月14日
ホテルのロビーにあった小さな邸の部屋

　うっすら撮影者が写ってますがすみません。何のキャラの部屋かわかる芸の細かさに感動。（♂）

2010年03月13日
浦安、ただし違うところ

かみさんの趣味により（強調）浦安←もはや信仰というべきか。予想外の大渋滞で4時間車に閉じ込められる。おとなしく寝てくれてありがとうムスメ。ホテル到着後、ムスメを化けさせる美容室とやらにいく。ヘアメイクされ、ドレスを着せられてはい出来上がり。写真館のスタッフの、機嫌とりのテクニックに感心。会話の中に小さな間違いをいれ、ツッコミをさせてコミュニケーションをとるのだ。イエスなりノーなり、小さな意思表示をすることで表情がほぐれていく。メイクして写真を撮ってしめて～円（内緒）。よーやるわ（小声）。キャストのひとたちに「ご機嫌よう」の挨拶をふりまいてご機嫌に。入場制限が早々にかかる混雑っぷりに圧倒され、あとは部屋でのんびり。ふう。（♂）

2010年03月13日
語り口

　日光アイスバックスの鈴木選手のドキュメンタリーをＢＳ１で観る。　栄光のキャリアの最後にたどり着いた弱小クラブ。　給料が遅配になるほどカネはなく、負け犬根性が染み付いてカラダを張ることもなく、練習に集中できない。ファンに遠征費用を募金してもらう始末。　最悪だ。　それでも妻子のために体のメンテに励み、勝利のために練習する日々。痛々しかった。　長い選手生活のなかで恩返しになる、と鈴木はいう。　観戦人口、競技人口、メディアの注目度から考えて恩返しというほどの待遇をうけたのかどうか？単純に生活を想像してみるとそういいきる態度を尊敬する。宣教師のようだ。　試合を観に来た息子が「ボクもアイスホッケーをはじめる。パパは負けてばっかりだから」といったというエピソードには泣けた。　興味深かったのは経験を伝える貴重な場であるはずのミーティングの場での語り口である。　ドゥンガとか柱谷とかトルシエとか、怒号をもって士気を鼓舞するのが世界標準の世界だと思っていた。あれだけ危険に自らをさらすスポーツ。多少のハイテンションはしかたのないことだろう。　鈴木は違った。静かに、論理的に問題点を語っていた。それはビジネスの世界とかわらない、ひととしての伝え方だった。なるべく大切なことはプレイで伝えようとしていた。　もしかしたらそれは弱小チームにはふさわしくないコーチングかもしれない。自分を棚にあげてまでもバカだアホだとがなりまくるほうがチームスピリッツを覚醒させるのかもしれない。それはできるひととできないひとはいる。　真剣な日本人というのは多くは物静かなものだなあと。そんなことを考えた。　サムライ。安い言い方になるが、彼にふさわしい呼び方はそれだろう。（♂）　なんだこれ？支援グッズか？↓　チョロQ日光アイスバックス

2010年03月12日
80's

仕事関係で飲みにいったら。トイレにはあまりにナイスな写真。かっこいいじゃん。笑えるけど。ついつい眺める。手を洗うところにはルービックキューブ。センスがいいかどうかはともかく、好きだなあこういうの。あれほどダサイと思っていた80年代も、ネタにすると愛おしい。こんなとき、歳をとったなあと思う。ちなみに酒の肴はジャンプの話。「昔は面白かった」とは口が裂けてもいいたくない。だいたいこういうことをいうやつは面白いモノを探してなかったりするのだ。　同類にされたくない。　「日本人は」というやつといっしょだ。つかうけど。　ただ、正直。　昔のモノの焼き直しが多いなあ、とは思う。言っていることはおなじことかもしれない。　過去の蓄積データから分析してしまうのがおやぢの性というやつだ。　焼き直しでも真剣に真似るなら許してあげたい・・・と、なぜか上から目線。（♂）

2010年03月11日
女優

高峰秀子さんの本を読む。複雑な生い立ちを感じさせない華。少しだけ土の匂いが混じった顔。シャープなコメント。オンリーワンだ。日本にもこういうひとがいたのか、と驚く。年配の方に話をふれば、それはそれはうっとりと語る存在。みんないいかおするんだよなあ。「スケールの大きな女優がいなくなった」とはよくいうが。スクリーンでしか会えない存在はビッグにならざるをえないわけで。そんなとき、テレビ時代、あるいはケータイ動画時代の不幸を思う。最近のように大型画面が流行るとまたスターが現れるのかしらん？もれ伝わる引退後の生活に逆に劇的なモノを感じた。芸能界から遠く離れた、夫とふたりだけの静かな生活。演じない日常のはずなのに、平穏さが絵になりすぎていて女優を感じさせる不思議。動いているところをみたいなあ。DVD借りるか。（♂）

2010年03月10日
叱責

　大雪のせいか新人が運転しているせいなのか、運転が荒い。　帰宅ラッシュの時間ということもあっていらいらしながら乗っていると。　満員にそぐわない目の前に妙なスペースが。　中学生2人が煎餅を食っている。　密室空間の食べ物の匂い。もとい臭い。　腹が立った。空腹だったせいもあるだろう。　どうしようか考えるより先に口が動いた。　満員なんだから食うなよ臭いから　おーい。そんなキャラじゃないだろうオレ。　ビビるガキども。　素直にすみませんというような子なら最初から食うまい。　はたしてリアクションなし。　ひどく後悔した。　相手がヤンキーじゃないからと計算してから口にだした自分は卑怯者なんじゃないだろうか。　とか。　いやいやいつか気づいてやめてくれるだろう。よくやったオレ　とか。　笑いをとりつつグサリとさす言い方はなかったのか？　とか。　不毛である。　家でやろうのキャンペーンにはいつも感心するのだが。同時に腹がたっている。　マナーってだれがいつ教えるのだろう。　親か？　学校か？　電車の乗り方とか、黙っててもわかってくれい。　満員で食べ物食べたら匂う、とか、食べ物カスが落ちる、とか。うるさい、とか。　波及効果を想像できない想像力の貧困さには絶望を感じる。アタマが悪すぎる。　それでも。　出来る目の前のことをひとつひとつやる。　それが大人の振る舞いというものだろう。　遠いなあ。（♂）　

2010年03月09日
だれよりすきなのに

野球好きの同僚の話。去年とある球場でホームランボールをとろうとしてファンが転落死したニュースがあった。30代後半という報道があったことから、親戚に本気で心配されたらしい。アイツじゃないか？たしかに、好きな球団年齢は、ぴったりだが。十分条件じゃねえだろ。同僚のぼやくことぼやくこと。それだけ好きと思われているということか。そこまで認識されていたらなにか特権がありそうだ。プロレスラーのケンドーカシンの話を思い出した。カシンは少数精鋭で知られるレスリングの強豪に在籍していた。当然ながら規律は厳しい。しかし彼だけは突然部活動を休むのが黙認されていたそうだ。それはプロレスの興行がある日だった。「じゃあしょうがないな」と顧問にいわせていたとか。どんだけ好きと思われていたのか。ただ、この場合は一種の「進路指導」かもしれない。好きとは違う話だが、浅田次郎先生は三億円事件の犯人だと教師から疑われていたという。計画性。機転。緻密さ。鮮やかさ。どんだけ悪いと（略）。結論：好きにランクあり。（♂）

2010年03月08日
雨降る日曜日

米を炊くのを忘れる。パンもない。ホットケーキの素も少しなので無理矢理焼いたら牛乳が多くてクレープに。これはこれでよし。ムスメにも好評。産経新聞には確実に進行している国際化の実態のルポが掲載されていた。介護の強力な戦力として遣われている一方、日本企業は外国人雇用を増やしているらしい。いったい日本人はどこで働くのか。着実にすすむ空洞化。人材を育てないツケはいつか払わなくてはいけなくなる。二宮金次郎とはいわないまでも、労働に対する哲学を再構築する必要があるだろう。自分の首だって寒い。外は雨。コックさんの帽子をつくる！と張り切っているので手伝う。ご機嫌。本屋に行きたい！というのでお約束させる。「手をつないでぐにゃぐにゃしたら帰るからね」脅しではない。あくまで契約。スポンジの玩具がたくさんあるスペースで放牧。正直もう少し小さいコが遊ぶ場所のような気がするがまあいいや。昨日と同じ店で昼食。ムスメ、首から下げたペンダントを褒められニコニコ。女を落とすにはまず小物から年齢を問わないナンパのセオリーか。しらんけど。家に帰り昼寝。電気を消して静かにさせる。白菜炒めをつくるも玉葱とのマッチングがわるく不評。気圧も低いのでさっさと風呂→就寝。（♂）

2010年03月07日
12ヶ月点検。私のバッテリーも交換したい。

午前中ディーラーで12ヶ月点検。決算祭りということでつけ麺をいただく。駄目元でムックのセレナのミニカー（試乗者特典）をせがむと快く貰えた。サンキュー。幸い愛車に異常なし。ファミレスで昼食。お子様ランチだがいまいち食いつき悪し。家でもパンほどには米を食いたがらない。やたらふりかけをほしがるので「あんまり食べると豚になるよ」と規制している。いい米を食っている認識をしていただきたいのだが。店がイタリアンをうたうからといって炒飯を「イタ飯」として売るセンス、大好き。駄洒落だが。歳とったか俺。本屋によると万引き防止の柵に登る3歳児に遭遇。親が近くにいないのか？反射的に注意できなくて後悔。よくほうっておけるものだ。さらわれるぞ、いやほんとに。家に帰り昼寝。残業続きの疲労でムスメより先に寝る。夕方、親に電話すると勝手に切ったので強く叱る→号泣。眠くなると悪さをしはじめるのがいつものパターンだ。なんで怒られるとわかっていてやるかね。なるべく短時間でやるようにしているが、大声を出すとダメ親になった気がする。最近のコは怒られたことがないと聞くがどうやって育てているか教えてほしいものだ。 1時間ぐらいして落ち着いたので「あなたはなにをしましたが」という質問と「しなくてはいけない義務」を話させる。ゴメンといえばすむと思うコにはなってほしくない。いちおう悪いことはわかっているらしいので安心。味噌汁をつくり、キャベツを茹で、タコスライスにして夕食。風呂にいれて、そのまま就寝。こんな生活、世間にうとくなるなあ。（♂）

2010年03月06日
あずいんろーむ、どぅあずろーまんずどぅ

帰宅途中、電車に乗るのを躊躇している白人夫婦に遭遇。英語脳は錆び付きまくってもはや砂鉄になりかけていたが声をかけてみる。某が汝等を助けられることありやなしや？「あり。～まで行くや否や？」行く。「かたじけない」そんな会話。ついでに停車駅表をみせて指をさす。「御意」任務完了。ついでに携帯で到着時間を教えてやればよかったか。なにもかも時間どおりに進行する日本国有鉄道の優秀さをしらしめてやるのだ。とかな。笑顔はうまくみせられなかったから怖がられたかしらん。最近思うのは必ず英語で話すのも変じゃね？ということだ。国際都市トーキョーだから独仏蘭伊西ポ、なんだって有り得るだろう。まずは最初は日本語で話しかけるのが正しい国際化なんじゃないかい？と暴論を承知でいってみる。語学コンプレックスからくる言葉ナショナリストではない。「筋」ってやつをいっている。そうはいっても英語で話しかけた俺、負け組。（♂）

2010年03月05日
しごとしてもひとり

このサラダパスタ、あえてあるのはマヨネーズですか？同僚♀が食堂のおばさんに聞いている。主婦として聞いてるわけ？と尋ねると。とくにそういうわけじゃないけど、毎日みてきになるときくことにしてるの。とのこと。つくる側からすると楽しいツッコミなんじゃないかしらん？おばさんの仕事の質の高さにはいつも敬服するが。ほとんどのひとが黙って食べ、下手すりゃごちそうさまもいわないという環境で、仕事の質を維持するのは大変だろう。少なくとも私ならそうだ。たったひとりでもリアクションがあるならそれは多くの力をあたえるだろう。こういう声かけができる大人になろう。とだれもやり手がいない不毛な梱包発送作業をさせられた日に思う。たまには声かけてくれい。・・・まあ一番いいのは誰かがかわりにやってくれることなんだけど。乾くぜ。（♂）

2010年03月04日
漏れ

　帰宅途中、隣でリーマン2人が会話している。　「イシカワのヤツは口ではいろいろ強いこといってるけど、弱さがみえるよな」　「そうですよね」　「売れる売れないは役職は関係ない」　「同感です」　話の中身からいえば2人はどこかのカーディーラーに勤めている先輩後輩のようだ。あれやこれやの人物評価と軽い業界トーク。　ダダ漏れなんだけどいいんですか情報の数々。　イシカワ君とはあったこともないのについ聞き耳をたててしまった。　なにが耳を傾けさせたかって、評価のポイントである。　どんな業界にいっても他人がチェックをいれる要素はそうそう変わらない。どこでも同じような会話をしているらしい。　なんだかなあ。　私が唱える説に「人類みなドラえもんのどれかの役をコミュニティーで演じている」というのがある。社会学でいう「役割理論」というやつだ。　職場の人間関係の構成がみえそうでみえない寸止めな感じがなんとも面白い。ああもっと教えておくれよイシカワ君のことを。（♂）

2010年03月03日
宴会部長シマコーサク

人事発表あり。納得がいくのといかないのと。さまざま。毎度のことだが。。つい批評家になってしまう自分に腹がたつ。もっと主体的に、ワガコトのように考えないと。いつかは社長や！とかな。なぜか野望には関西弁がよく似合う。まあ一族経営でそれはありえないのだが。と、そのまえに立ちはだかる小さなハードルの数々は無視。それはさておき。今回昇進の対象になった他の課のひとがぼやいていた。わりくってんだよなー俺達あらためていわれればそのとおりなのだ。定期採用ができない中小企業の悲しさで、さっさと上にあがるひととそうでないひとの世代間格差がある。かといってこれもまた社員教育の弱さのせいだろうが、さっさとあげたからといって意気に感じてばりばり成長していくわけではない。伸び悩むひとが多いのも事実だ。結局働くやつは働き、働かないやつは働かないのだろう。働くほうでいたいなあと思う残業の帰り道。時間じゃなくて質の問題。（♂）

2010年03月02日
タイムスクープハンター（再放送）＠NHK

映像のリアルさとはなにかをまざまざとみせつけられたのは映画「プライベートライアン」だ。スプラッタなみに飛び散る「物体」の数々。戦争映画のターニングポイントだと思っている。かといってその世界に入り込めるかというと違う。ヒトもモノか。そんな無常感が先にくるのは死のインフレのせいだろう。そこには感情はなく、ただ事態だけが画面にある。さて本作品。要潤がタイムスリップしてさまざまな時代の人間に張り付くという時代再現ファンタジー。今回は落武者の逃避行に同行する。「彼らに同行できる交渉に成功したかは機密事項ですので」という前フリの説明がチカラワザで面白い。渇き。餓え。信用できないが協力しなくてはいけない仲間の雑兵。落ち武者狩りの目。さまざまな脅威にさらされながら走る。ただ生きるためだけに走り、貪り、五感をつかう。刻々と変化する時間。気候。体力。感情。特殊な映像技術をつかわなくとも、詩的な台詞を語らなくとも、変化のリアルな描写だけでエンターテイメントたりえるのだ。勝新太郎は照明家や音響マンが「表現」をすると「役者がいらなくなるだろう」と怒ったらしい。さすがよくわかっていたようだ。（♂）

2010年03月01日

全32件 (32件中 1-32件目)

1

ジャンル別一覧

人気のクチコミテーマ

楽天ブックス

村上隆とトレカの世界

(2024-11-05 19:45:05)
これまでに読んだ漫画コミック

蒼の不倫　5巻　読了

(2024-11-05 19:25:47)
本のある暮らし

《画像》カレー粉ロール食パン　作り…

(2024-11-01 17:33:21)

© Rakuten Group, Inc.