サッカーボーイズ第2回@BS1
インテル入団をめざすイギリス人少年のドキュメンタリー。その2週目。
コーチが宿舎での生活態度をみる場面が印象的だった。部屋のあまりの散らかりっぷりに練習場でコーチが雷をおとす。ここで彼らは油断できる時間はないことを知る。
24時間つねに存在意義を問われつづけるのがなんとも苛酷だが。考えてみれば契約したらもっと要求値があがるのだ。これくらいのプレッシャーがあって当然といえる。
少年達がマイクを向けられるとだれもが堂々と喋るのには感心した。そういう文化なのか、メディアトレーニングの結果なのかはわからないが。
日本人の同世代はそこまで喋ることができるか?たぶん無理だろう。そもそも必要性がない。若いからということで守られている社会だ。そろそろ教育していくべきかもしれない。
前回と同じく、評価が低い落選候補ふたりが選ばれる。とたんにパフォーマンスに影響するのが痛々しい。
必要以上に落選をウェットに演出しないのは好感がもてた。カメラが中心に捉えるのはあくまで生き残ってハグしあうメンバーたちだ。
おたがい助けあうが、それでも誰かは落ちる。サバイバルの日々はまだ続く。(♂)