年末の大掃除。

ずっと手をつけてなかった段ボールから

東京に出てくる前後の手帳や旅の日記が見つかって、

半分は仕事と、新しい生活についての内容、

もう半分は、恋愛絡みの浮沈みしすぎな内容で、

そっちの方は、正直、笑えなかった。

　

上京して2ヶ月くらい…失恋した直後、

細かく手帳に綴っていた言葉が忽然と消えてしまって、

面倒くさそうな字で、仕事の予定が書き入れられるばかりで

今の私すら心配してしまうような変貌っぷり。

　

うわぁ、こんなんやったんか…ってびっくりした。

世界は終わってしまった。と、100％惰性で生きてるのに、

それを隠して何とかやっているよう

外側から見えるように尽くす日々。

悲しいを通り越えて、全く泣けなかったこととか、

リアルに思い出した。

　

そんな私がまた呼吸をする為には、

恋愛絡みでないと無理だったようで…

3ヶ月経たずに、今度は正反対のタイプの守ってくれそうな人を

強引に家に呼びつけて、添寝してもらったりしてた辺りから

少しだけ気力を取り戻す日もあったりして…

ああ、もう、どうしようもないヤツ！！って、思った。

　

　

でもそんな、どうしようもなくったっていいじゃんかって、

今は思う。

そういう風に、言ってくれる人が居たら良かったなって、思う。

　

守りたいものも、捨てられないものもあって、

どうしようもない中でも…笑って、生きていけるなら

それでいいと思う。

　

　

「身の煩ひの散り失せ　禍ひ事もなくなり
　旧の道を守りて　辛抱おこたりなくば
　幸福身にあまりて　家の内も口舌なく
　楽しく暮し信心すべし」

　

そして2014年。

今年のおみくじは、息子共々末吉。

でも、書いてあることを読んでみたら

末の吉と言うには、勿体ないくらい。

かつ、去年の一年を振り返って反省すべき所を

ガリッと見事に突き刺されて、あいたたた。

　

…人間、我慢する時は我慢せなあかん。

自分の中の正しさは、他人からしたらほぼ間違ってる。

位に心に打付けて、反省と共に生きていく。

…くらいの方が、私にはちょうどいい。

　

そしたら、喧嘩も少なくなるよね？

そして　大事に大事に、してあげる。

自分のことも、息子のことも、旦那のことも。

大切な人たちのこと、全部！

　

去年の反省と幸福は、ずっと背負っていく荷物にする。

重くても、痛くても…ずっと忘れないように。

涙に流れてしまわないように。