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ある人が抱えてるものを、私がどうにかしようと必死になって
狂おしくて、 どうにもならずに踠いていた。 どうしようもなかった あの頃に重なる想い。 「……わたしは、どうすればよかったんだろう」 人を変えるなんて、救うなんて。 おこがましい。 あなたは変わらなくていいよ。 わたしが変わればいい。 目から鱗が はらはらと落ちた。 生まれ変わったような。 重く抱えた気持ちは旅に出たんだろうか。 必要とされていない場所に、手を差し伸べても 強く引っ張ろうとしても、 宙を掴むだけ。 はらはら散った鱗を一枚、ひろって舐めてみる。 海の味がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 25, 2019 09:34:03 AM
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