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テーマ:競馬全般(7360)
カテゴリ:競馬本
清水成駿が好きだ。
最近、とにかく外しまくっているのが痛いが、 とにかく彼の文章が好きだ。 彼の予想が読みたくて、毎週土曜日は東スポを購入する。 で、自分の◎と彼の◎が重なると、物凄く不安になる。 なにしろ、 「この人はわざと馬券を外しているのか」と思うほどに当たらない。 だから不安になるのも当たり前だ。 でも、予想の切り口が面白い。 孫子の兵法や、三国志などの故事を引き合いにして、 ヘリクツをこねくりまわす。 いつしか私は、彼の「ワールド」に引き込まれ、 「この馬で鉄板かも知れない」と思わされそうになる。 穴党と呼ばれる人の予想なんて、所詮ヘリクツだというのが私の持論。 私もいつもヘリクツばかり言っているし、 そういうヘリクツを語れる予想家が好きだ。 だから、彼の単行本が読みたかった。 そう思っていたら、数ヶ月前にこんな本が出た。 万馬券の9割を狙える方程式 この本は痛かった。 清水成駿は「監修」しているだけだった。 序文を少々。 あとは、各章ごとに別々の予想方法が書かれているだけ。 これを全部実践したら、買い目が増えるだけ。 書店に売っていなかったので、ネットで注文したのだが、 立ち読み出来ていたら絶対に買わなかったぞ、こんな本。 なけなしの金を払って購入したものの、全く読まずに処分。 で、つい先日、私が本当に求めていた本が発売された。 競馬無敵の「孫子流21攻略」 これを待っていた。 これこそ、去年の清水成駿の予想をまとめた総集編。 書き下ろしでないのが残念なのだが、仕方ない。 これも書店では入手できなくてネットで注文したのだが、 これはハズレではなかったと思う。 それにしても、こういう語れる予想家が少なくなったような気がする。 多分・・・・清水成駿と井崎脩五郎がいなくなったら、 競馬界にとってはかなりの痛手だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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