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今週の配当株投資界隈の大きなトピック。
「みんな大好き」JT株(2914)が減配(154→130)発表。 7%強あった配当利回りが6%に下落し、株価も下落。 数回前の「配当株投資の銘柄選定の基準」に書いた通りの 基準(減配リスクが少なくどちらかというと増配する銘柄を保有する)で 選んで投資しているため moneytree7のポートフォリオにはJTはありません。 JTは、ここ数年ずっとEPSが減少し続けており(下図のとおり)、 伴い株価が下落し続けていたため、見た目の配当利回りが上昇していましたが、 配当性向も高く、EPSが減少しているので、いずれ減配するのではないかと 想定していました。 単なる「高配当」であるからと言って、安易に投資してはいけない、 という見本のような例となりました。 一方、moneytree7は、同じタバコ株である、 MO(アルトリア)、PM(フィリップモリス)は保有しています。 何が違うのか、というところですが、 業績変化を見ましょう。 MO/PMは、業績がJTのようにどんどん悪化はしているわけではない ことが読みとれます。 キャッシュフローは安定しており強固であることも読み取れます。 (近年は紙巻きタバコよりも利益率の高い電子タバコ(アイコスなど)へ の切り替えも進んでおり、業績は上向いてきている。 また、欧米各国で、大〇解禁の動きもあり、将来性的にも 業績が伸びる余地がある。〇麻がいいかどうかは別として・・) また、MOは51年連続増配中、PMはMOから分離独立してから 13年連続増配中(分離独立前を含めると51年)です。 配当・増配に対する年季の入り方と拘りが企業姿勢としてJTとは違います。 ここが一番大きいかもしれません。 ここくらいを勘案し、MO、PMは減配リスクは低いと判断し 保有しています。 その他考えていること。 ※減配覚悟で、それでも高配当なので買う、というスタンスも あり得ますし(7%で15年保有すれば元本は回収できるし)否定はしませんが、 moneytree7は配当が減るのは気分がよくないとのスタンスで投資しています。 (JTと同じ利回りで、より減配リスクの少ないMOやPM、T(AT&T)のような 銘柄がある現状、敢えてJTを買う必要がないともいえます) ※とはいえ、減配で思わぬところまで株価が下落した場合は 「買い場」になることもある(将来、復配や減配分がもとに戻る余地がある場合。 この場合は将来のインカム・キャピタル両取りが狙える)ので 株式投資はその辺も読んでやることもありだとは思います。 (例:WFG(ウェルズファーゴ)→昨年大減配をし株価がかなり沈んでますが、 将来の復配を考えれば、今が買い場といえるかもしれません。) ポチっとお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 13, 2021 02:39:49 PM
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