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カテゴリ:GOD OF WAR 3
サンタモニカスタジオでメディア向けに行われた新デモについての記事が和訳されていたので、新たに公開されたスクリーンショットと共に紹介したいと思います。
”そしてそこで見たものは・・・” ハイト氏はあくまで謙虚だった。 それは期待していたゴッドオブウォー3。 「今日我々が見せられるのは新エリアのちょっとしたデモ版しかありませんが」とハイト氏は言う。 正直ボクはガッカリした・・・。ボクはそのちょっとしたデモのために今朝パンツをはいたってのか? そしてハイト氏はデュアルショック3を持ち、そのちょっとしたデモを始めた。 その時ボクは、これから起こることに対して全く心の準備ができていなかったんだ・・・。 ボクは君たちが言うところの「熱狂的なGOWオタク」だ。 このゲームに欠点が無かったわけではないが、エーゲ海でヒドラと戦った時に初めての経験したことは、全てのゲームにおいて最も壮大で予想外な瞬間の一つだったと今でも心に残っている。 そして、ゴッドオブウォー2でソニーは再びやってくれた。 オープニングでのロードス島のコロッサスとの息をつかせぬ戦いの連続でゲームが幕を開けるという方法を見せてくれた。 これらの最も荘厳な戦いとアクションの連続を僕たちに魅せてくれたジャンルは果たしてどう進化するのか・・・。 だがハイト氏が見せてくれようとしたものは、それらを遥かに上回る、新世代のゴッドオブウォーだった。 そのデモは、ムービーシーン無しの前後関係の分からないどこかの場面の途中から始まった。クレイトスは森林のような場所の中に立っていて、ハイト氏はこの印象的な映像効果のヒントはE3デモにあると指摘していた。 環境の向こう側でダイナミックに踊る影の数々、風に舞い上げられた木の葉、そしてクレイトスが歩くたびに踏み付けられる草々・・・。 地面の岩は揺れ動き、遠くで戦いが常に進行中なのが見える。 ハイト氏は言う。 「これらの背景もキャラクターも全ては完全にモデル化されたリアルタイムレンダリングです。以前のものとは違ってごまかしのテクニックはここには一切ありません。我々のチームはPS3のアドバンテージを使って全てのものに命を吹き込みました」 ここまででも他のゲームに比べればかなり豪華なのだが、ゴッドオブウォーに求められるものとしてはとても標準的なものだ。 スケルトン兵士を見慣れたブレイズ・オブ・アテナといつもの動きで切り裂き、まるで古くくたくたになった帽子のように叩き付けるクレイトス。 だが、すぐにこの揺れ動く大地と、鳴動する森林の真の姿を見ることになる。 クレイトスはオリュンポスの山を登るタイタン族ガイアの体の上で戦っていたのだ! 突如として地面が更に激しく揺れ動いた。 大地に亀裂が走り、そこからカニのような姿をした巨大な怪物が水を滴らせながら噴き出てきたのだ! ハイト氏はこの怪物の名前は教えてくれなかったが、「この小さなボスは水と蟹類、そして甲殻類で形成されている」と説明してくれた。 彼は“小さな”という控えめな表現をしていたが、これまでのシリーズ中で最大級の巨大さだった。 これまでのシリーズに登場してきた巨大な怪物とはうって変わって、鋭敏にクレイトスを打ち付けるボス。 その巨大さと緻密さは印象的だが、これこそがボクたちがゴッドオブウォーの戦いに求めていたものだ。 そして、それは起こった。 カメラが引いて行き、そこがガイアの体の上だけではなく、彼女の腕の上であることを明らかにする。 君はこれらの巨大なタイタンの全容について見ることができ、ゴッドオブウォー3のテクノロジーが可能にした凄まじいものが何なのかをここで知ることになる。 とても素早い出来事だがタイタンが腕を振り動かし、オリュンポスの山を登る間、プレイヤーはこのアリのようになったクレイトスを完璧に動かすことができる。 クレイトスはブレイズをガイアの腕に突き立ててしがみ付く。彼の命のために。 荒れ狂う蟹の怪物と今は垂直になったままの状態で戦いは続いているのだ! そしてそれは再び起こった。 カメラがガイアの周囲を映し出し、再び彼女の腕の部分へと移る。そこでは彼女の周りを飛んでいるハーピーに悩まされることとなる。 怪物をオリュンポスの山に叩き付けるガイア。怪物は押さえ付けられたまま苦痛にあがいているが、戦いはここで終わりではない。 ブレイズ・オブ・アテナを打ち付けるクレイトス。そして、これこそがゴッドオブウォーだと言わんばかりにドラマティックなCSアタックが始まった! クレイトスは怪物の顔面に飛びかかり、けたたましく絶叫する怪物の顎を引き裂く。そして体の下半分を地面に叩き付け、怪物は劇的な死を迎えた。 ハイト氏はここでポーズをかけ、今回のデモは終了。 ・・・ボクは言葉を失っていた・・・。 ここで君はこう思うかもしれない。 「素晴らしいな、でもちょっと落ち着きなって、GOWオタクさん」 うん、たぶんキミは正しい。 でもボクは百聞は一見にしかずと言わざるを得ない。 ボクらはこのゲームに最初からタイタン族がいるってことを前から十分知っていた。 でもそれが実際にゴッドオブウォーのテンポの早いアクションに織り込まれた時、他に似ているゲームがあるかどうか、それを適切に説明することはほぼ不可能だ。 いくつかの、いや殆ど全てのゲームにおいて、SCEサンタモニカの創り出したこのゴッドオブウォー3ほどに壮大なスケールのものは他に無いであろう。 「我々この使用しているテクノロジーを“ソフト・ボディ・コリジョン”と呼んでいます。 我々は文字通り、全てをキャラクターを最上級モデルとして創り上げることが出来る」 ハイト氏は説明する。 「我々はキャラクターたちを、不自然さが無い様に当然そこに在って然るべきものとして創り上げました。他の作品でここまで表現しているものは例が無いと思います」 ボクもそう思う。今までこんなものは見た事が無い。 ハイト氏が「小さなボス」と呼んでいたような特定の生物に関しても、君たちがこれまでほとんどのゲームで戦ってきたどの敵よりもより巨大で、より凶悪だ。 彼はまた、もしあなたがゴッドオブウォー3でヒドラと戦うようなことがあるとすれば、それはより壮大なスケールになるだろうともほのめかしました。 残念なことだが、3月の発売前にソニーがこれらのゲームプレイをユーザーのみんなに公開するかどうかは不明だ。 「我々はタイタンたちは秘密にしておきたかったんだ。何故ならとても特別なものだと思っているからね」 そしてハイト氏はこうも続けた。 「タイタン族は製品版では更に大きく違ったものになるでしょう」 ハイト氏はボクにコントローラーを手渡してデモをプレイさせてくれた。 そしてさっき見て感動したものが紛れも無く本物であることを実感した。 しかし素晴らしいテクノロジーで完全に思えるこのゴッドオブウォー3のデモも、新しいデモとして展示されることはないだろう。 「我々はこの今日お見せしたバージョンのデモをユーザーのみなさんに届けることは無いでしょう。既にとても長いデモはあります。ですが、今は(デモ作りに時間を取られることなく)開発を終わらせることに集中したいんです」 ゴッドオブウォー3・・・ハイト氏は「やり遂げた」と言ってくれた。 全ての要素が整い、現在はβ状態にある。 「今は更にスムーズになるように詳細に渡り微調整を行っているところです。」 首を長くして待つのももう少しだ。 ゴッドオブウォー3、2010年3月発売。 尋常じゃないほど凄いことになってますね!興奮しすぎてヤバイです(笑) 何もかもが予想以上です!以前公開されたトレイラーについて開発者が「このトレイラーで出来たことは、実際のゲームでもできますよ」と言っていましたが、本当だったんですね。疑ってすいませんでした! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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