|
テーマ:ゲーム日記(30787)
カテゴリ:ゲームのレビュー
Dragon Age:OriginsとAwakeningをクリアしたので、レビューを書きたいと思います。基本的にゲーム性は殆ど同じですので、Awakeningも加えて採点することにします。採点方法はいつもの通り。
・グラフィック:70点 基本的にプレイに支障は無い平凡なグラフィックですが、ハイドラゴンなどの巨大ドラゴン系モンスターの質感はハリボテみたいで迫力に欠け、血などのエフェクトは「う、うーん・・・」という感じで、KZ3をプレイした直後だと少々幻滅してしまうところもありました。 特に、巨大ドラゴン系モンスターのグラフィックはもっと頑張ってほしかったです。このゲームの中核を成す存在ですので・・・。 ・ストーリー:90点 ストーリー自体は王道のハイファンタジーで、ややダークっぽさもあり、ワクワクしながら進めることができました。 物語がどうなるかはプレイヤー次第で、これによって味方になる軍やエンディングなどが大きく変わります。また、序盤の物語も主人公の生まれによって変わり、私は人間の貴族でプレイしたのですが、まさに激動のストーリーでした! しかし、この本作だけでストーリーがまとまらないのには少しガッカリしましたね。最後の最後で「まだ敵は滅んでいない!拡張版であるAwakeningにストーリーが続くよ!」みたいになったので、正直そんなにクリアした気が・・・。 Awakeningでは、主人公がグレイ・ウォーデン総督になって物語が始まります。ダークスポーンの異変や要塞防衛戦など、本編に負けず劣らずのストーリーを展開するので、とても面白かったです。ボリュームは、拡張版にしては多めでした。 ・アクション:88点 このゲームでは基本的に四人パーティで冒険し、戦闘を行います。最初の方はボタン連打になりがちな戦闘ですが、豊富なタレントやスペルを覚える度にアクション性が増していきます。 それだけではなく、緻密に作戦を組み立てることができるので、「この作戦が駄目だったらこの作戦で・・・」という風に作戦を練る楽しみもあります。 私は、近接キャラは敵に突撃、魔導師は後衛で前衛をサポートというゴリ押し作戦だけで乗り切ってしまいましたが(それでも面白かった!)、罠や毒薬などもあるので、それらを駆使すればもっとスマートな戦い方もできると思います。 ・会話:96点 このゲームの最も大きな魅力は、この会話と言っても過言ではありません。多くの選択肢の中から自分好みの返答を選び、それによって相手の反応や好感度が変動し、場合によってはストーリーをも大きく左右させます。 これが楽しいのなんのって!本当に主人公になってこの世界に入り込んだかのようでした。選択肢の数と豊富さで言ったら、あのHeavy Rainも超えるかも知れませんね。 ただ、字幕や選択肢が割りと小さいので見づらかったです。ですので、字幕を追って読んでいる内に目が痛くなる・・・なんてことも。テキスト量が多いので字幕を日本語訳するだけでも一苦労なのは分かりますが、やはり日本語に吹き替えしてほしかったですね・・・。道行く人々の会話も吹き出し字幕なので、それで没入感がやや薄れてしまったりもしました。 ・総評 前に、「Dragon Age:OriginsはオフラインRPGの傑作だ!」とどこかで書かれているのを見たことがありますが、まさにその通りだと思います。様々な場所へと冒険することができますし、王道のストーリーに巨大モンスター、そして主人公に成り切ることができる会話システムなど、どれを取っても高水準のオフラインRPGでしょう。 しかし、気になる部分もチラホラと見受けられます。 最も気になったところが、メニュー画面の動作が重いことです。メニュー画面を開くと必ず処理落ちしたかのようにカクカクになり、スムーズに動かせたことは一回もありません。それに加えて、このゲームは作戦を練ったり装備を変更したりと、メニュー画面を開く頻度がそこらのゲームと比べて非常に多く、その度にこの処理落ちが襲ってくるので、しばしばうんざりすることも・・・。まぁ、途中で慣れてきてあまり気にならなくなったりもするんですが、メニューを頻繁に開くゲームデザインなんですから、メニューのデザインをもっと簡潔にしてでも処理落ちを絶対に無くしてほしかった、というのはありますね>< お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ゲームのレビュー] カテゴリの最新記事
|