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カテゴリ:映画
今日、歴史が動きました。サンディエゴにて開催中のコミコン2019にて、MARVELスタジオのプロデューサー、ケヴィン・ファイギ氏が高らかに宣言しました。
『アベンジャーズ:エンドゲーム』の興行収入が今夜中にも『アバター』を抜き去り、世界歴代1位になることを! 土曜日(2019/7/20)時点で、『アベンジャーズ:エンドゲーム』の興行収入は27億8920万ドル、対する『アバター』の興行収入は27億8970万ドルで、その差は僅か50万ドル!今週の平日1日の米国興行収入でさえ30~40万ドルぐらいでしたから、日曜日に世界で50万ドル以上稼ぐことは造作もないことでしょう。 これが意味するところは、長年君臨していた『アバター』が遂に王位を剥奪され、新たに『アベンジャーズ:エンドゲーム』がその王座「歴史上最もヒットした映画」の名を手に入れたということです! いやぁ、めちゃくちゃ嬉しいですね! 前に書いた記事「『アベンジャーズ:エンドゲーム』果たして、世界興行収入歴代1位になれるのか…!?」では、「エンドゲーム」が世界1位になるのは難しそうだと予想していましたが、あれから一転、米国を除く国際市場で予想以上に健闘し、劇場公開から僅か86日で映画界の帝王になることができました。『アバター』が238日もかけて(しかもディレクターズカット版の再上映もして)あの盤石な地位を築いたのにも関わらず、その半分の日数もかけずにそれを超越したのです。 しかも、(前述の記事にも書きましたが)あまりにも『アバター』に有利な、unfairすぎる環境下でそれを成し遂げたんですから、「エンドゲーム」がどれだけ圧倒的な実力を持っていたかが分かりますね。 それにしても、「エンドゲーム」の動向を把握するためによくアナリストたちの記事を読んでいましたが、全員漏れなくMARVELの手の平の上で転がされていましたね。笑 公開前は「アバターに勝つことなど夢物語だ」。 歴史上最高のオープニング興収を達成した時は「世界歴代1位は確実だ」。 勢いが失速した時は「アバターにはやっぱり勝てない」。 特典映像追加版の上映が開始した時は「アバターに勝つことはそれでも厳しい」。 米国での興収が更に失速した時は「世界1位など無理、アバターがどれだけ凄いか認識すべきだ」。 国際市場での健闘が判明した時は「あれ?なんか勝てそう」。 そして、無事『アバター』に打ち勝ったわけですが…。アナリストたちを批判するわけではないですが、「エンドゲーム」に関して言えば、彼らの予想は後手後手でした。それだけこの映画が、データ上では分からない規格外の軌道を描いていたということでしょう。歴戦のアナリストたちは毎回「エンドゲーム」の断片的な実績を見ては、全体像を捉えた気になっていました。中には、一貫して「必ず世界1位になる!」と主張していた方もいましたが、相手にされていませんでした。結局、その方が一番優れたアナリストだったわけですが。この事例はある意味教訓として使えますね。笑 さて、世界歴代1位の栄冠を手に入れた今、あとはどれだけ世界2位の『アバター』を引き離せるかが焦点になります。これからは1ドル稼ぐ度にそれが前人未到の世界記録になるわけですからね!もうすぐBD/DVDリリースもされますが、まだアベンジャーズ熱は残っています。どこまで記録を伸ばせるか、非常に楽しみです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.21 17:16:48
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