ツキノコバコ

それは今日の午前の話。
いい加減レポートをしないとな～、とかって思い、寝起きの頭ですることに。
ふらふらとＰＣに向かい、レポートをしようとＵＳＢにフラッシュメモリを突っ込む。
が、なんでか入らない…
？？？
なんでだ？
接続のところが何かおかしいのかと思い、覗き込んでみるが何も異常なし…もう一度突っ込んでみる、が、やはりうまくいかない。
？？？？？
もう一度、狙いを定めて手元をよくみながら差し込む。
が、駄目。
…？？？？？？？…
この時点で気がつかないのだからそうとう間抜けなのだが。
あせった暁、だってレポートだのなんだのは全部こっちに入ってるんだもの。
あわてた暁、友人Ｋに電話。
ＫとＡと暁はよくもせもせとくだらない話をする昔からの仲なのだ。
「ＵＳＢがささらんのやけど？」
「はあ？んなわけないやん、なんでそんなことになるん？」
「わからんっちゃ。やけん電話したんに。」
「あんたさあ、それ、ほんとにＵＳＢなん？」
「何言いよんの。ＵＳＢやけん言いよん…」
そこでやっとこさ気がついた暁。
…手に持っていたのは暁のメモリと同じ色のライター…
「…とんだボケをかまさせていただきました…」
「暁さん、寝起きですか？」
「はい、左様にございます…」
「以後気をつけるように。」
「肝に銘じておきます…」
「今回、私をたたき起こした罪は今度のカラオケで何かおごってもらうことで許そうではないか。」
「はい、かしこまりました…

その５分後、Ｋから話を聞いたＡが電話をしてきて「まーぬけ。」とだけ言って切りやがった…

くそう、こんなことくらいで…
みんなも、ある、よね？(あたしだけじゃないと信じたい)