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先日好きな漫画家さんの買ってらっしゃるワンコが亡くなりました。
その子はすっごい大切にされていて、きっと幸せな一生だったと思います。 それにあわせて一つ。 この日は実家に帰りました。 で、実家に帰ったら恒例の海斗(我が家の愛犬・プロフ写真)のお散歩☆ 先日去勢したのでその抜糸に行って、で、ついでにいつものお散歩コースに行って来ました。 いや、いろいろとあるのですが、ここで海斗をほめておかなければ! 海斗はおそらくハスキーのミックス。 保健所に捕獲され、一昨年の12月末、譲渡会で暁家に来たのできちんとした生まれとかは一切わからないのです。 まあ生後1ヶ月くらいでうちに来たのですが。 で、成犬になったあたりから同じ雄犬に喧嘩を売りまくりだったのですが、この日はいつも吠える相手に対して吠えない! むしろ仲良く遊ぼうとしてる! いつもなら近くに来ただけで吠えてたのに… 海斗が吠えるようになってからなでられなかった子をいっぱいなでてきました… 他にもいつもならば喧嘩をするワンコに対してフレンドリー。 えらいぞ!海斗! 去勢を頑張って耐えたのも偉いし、喧嘩売らなくなったのも偉い。 が。 一つ悲しいことが。 2週間前、前に実家に帰ったとき、いつものように散歩をしてて、いつものように挨拶をしたマロンというワンコを飼っていたおじさん。 マロンも昔はよく遊んだのだけど、海斗が喧嘩を売るようになってからあんまり遊べなくなった子。 その子のお父さん、つまりマロンのご主人が亡くなったというのです。 死因は心筋梗塞。 たった2週間前、笑顔で挨拶して、『海斗、去勢したのでおとなしくなるといいんですけどね~。そしたらまた一緒にお散歩とか遊んだりとかできるのに…』と言って『ではまた♪』と別れたきりでした。 『また♪』と言って別れたのに… で、気になるマロンですが。 マロンのご主人はとても人格者で、いい人でした。 でもその奥さんはそうでないようで、知り合いいわく『とてもマロンのお父さんの奥さんとは思えないような人』らしい。 もちろんマロンはそこで飼われていたのですが、面倒やらなにやらは全てご主人がしてたのですね。 で、なんとマロンは奥さんによって保健所に連れて行かれたそうで… 暁の実家のすぐ近くには動物の保健所があります。 そこでは野良犬はもちろん、飼いきれなくなった犬なんかも保護して譲渡するのですが、里親が見つからなかった場合はもちろん… うちの海斗はそこからもらって来た子でした。 海斗と一緒に捕獲された海斗の兄弟は他に2匹。 一匹は他のおうちにもらわれていって、海斗はうちに。 もう1匹は駄目で、処分されてしまったのです。 もしうちが海斗を引き取らなかったら海斗はおそらく同じ目にあってたでしょう。 海斗が来た同じ保健所でマロンはおそらく処分されてしまったと思うのです。 だってマロンはお世辞にも見た目がいい犬とも言えないし、成犬だったのですから。 なんかやりきれなくなりました… 母と『もしマロンがそこに行ったって知ってたら、うちが引き取ってたのに…』と。 もちろん、保健所にいる犬を全て引き取って、なんてことはできません。 それは無責任な行動だとも思うし。 でも、マロンは海斗の友達であり、あたしたちの友達だったんです。 愛着が他の犬とは違うのです。 すっごい残念でした。 マロンにも、ご主人にももう二度と会えないことが。 あんなに笑顔で別れたのに。 あんなになついてくれてて、いつも抱っこをして欲しがってたマロン… せめてご主人のお墓にお線香をあげて、マロンのことも聞けたら聞きたかったのですが、お散歩仲間がおっしゃるにはさせてもらえなかったそうで… なんだかすっごいやりきれない気持ちになりました。 もう二度と会えないこと、きちんとお別れが言えないこと。 ご主人はマロンをすっごいかわいがってて、マロンがいたことはご主人にはとても幸せなことだったでしょう。 そしてマロンもそんなご主人と一緒にいれて幸せだったと思います。 でも、もっとちゃんとした最後を、と思ってしまったのです。 ご主人と一緒にいけてよかったということもあるでしょうが、それでも暁には納得できないのです。 暁は動物が大好きです。 でも、だからと言って動物実験とかに反対はしてはいません。 正直に言えば今の暮らしがそれなしにはなりたたないこと、実際にその現場を見たことがないこと、そして『あたしには関係ない』と思ってること… でも飼われている動物は人間の身勝手によって虐待されたり殺されたりはして欲しくないのです。 ましてや仲良かった子ならなおさら… マロンはもちろん、処分されたと決まってはいないのですが… 苦しみながらも最後までご主人と一緒だった漫画家さんのワンコ。 苦しむことなくご主人と一緒にいけたであろうマロン。 どっちがいいのか暁にはわかりません。 でもせめて、うちの海斗は最後まできちんと、マロンの分まで楽しい時間を、幸せな時間をすごさせてあげたいと思いました。 悪いことをして怒られる海斗。 でもそれは海斗がリード無しでも自由に遊べて、楽しくて幸せになるための第一歩。 きちんとしつけをされたワンコほど幸せな子はいないと暁は思っています。 だって自由に遊ばせてもらえるもの。 だーっと走って他の子と遊んで疲れて眠って。 海斗はまだ遊びに夢中になると『おいで』を無視する癖があるので、それさえよくなればもっと自由に遊ばせてあげられる。 あたしたちのためではなく、海斗自身のためにきちんとしつけようと思うのです。 あたしの願いは海斗が夜寝るときに『楽しかった☆』と思いながらぐっすりと寝てくれること。 『あそこで死ぬよりも今のほうがマシ』ではなく、『ここに引き取られてほんとによかった』と感じてくれること。 それにもう一つ『ああ、幸せだなあ…』と最後まで幸せを感じながら逝って欲しいという願いが追加されました。 全ての動物に幸せな時間と死が訪れることを願います。 漫画家、『柴田亜美』さんの少し前の日記をトラックバックさせていただきました。 アニマル☆レスキューさんのことです。 同じような問題が軽井沢でも起こっていると聞きました。 無責任な飼い主、家族が少しでも減ってくれる世の中が早くくると良いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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