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暁由恵

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Oct 11, 2006
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カテゴリ:カテゴリ未分類
書いてはいませんでしたが祖母が入院しています。
5月初めからずっと…
なかなか食事がきちんと食べられないため、食介のために毎週月曜日に通い始めたのがそれから少ししてからの話。
病院がひどかった。
初めは「関節炎」からでした。
ヒザに水がたまる祖母、定期的に水を抜いてもらいに診療所に通ってました。
5月のある日、ある夜にヒザが急に熱を持ち、ふくれあがり、痛みが我慢できなくなり、夜は耐えて朝になって私の母に電話をし、いつもとは違う、何か大きな病気をしたとき、いつもお世話になっている病院へ。
ソッコー緊急入院となりました。
そのときの診断は菌が入り込んだ「関節炎」。
だいたい6月末には退院予定。
しかし3ヶ月しても症状はまったくよくならず、心配になった母が医科大へ相談に。
そして話を伺ったところ「MRIをとってないのはおかしい」とのこと。(これが金曜)
今までの経過の中で、祖母の主治医にいろいろと話を聞いていて「MRIをとる必要はない」といわれていたとのこと。
祖母の主治医がたまたまそのときに母が相談した医科大のお医者さんの後輩だったため、月曜の朝に主治医に電話してくれた。
そしたらその日のうちに主治医はMRIをとり、その結果「髄膜炎」と診断。
おかしくね?
もとから髄膜炎だったのか、それとも入院中に髄膜炎になったのか。
ともかくわからないが、退院の見込みはまったくなくなった。

髄膜炎にはいい思い出がない。
一昨年なくなった母方の祖父は癌性髄膜炎だった。
ずっと原因がわからないまま入院し、やっと病名が「癌性髄膜炎」だとわかってから、長くて1年、早くて半年と宣告されたその日からちょうど2週間で死んでいった。
急速に状態が悪化して。
そのときは毎日見舞いに行き、誰も側にいられないときは私が出向き、泊り込み、大学院の受験勉強をしていた。
最後には祖母のことしかわからない状態で死んでいった。
私にたくさんの後悔を残して。

それから私は祖父母にできるだけのことをしてあげたいと思うようになった。
一緒に住んでた(今は私1人で実家から1時間のところにすんでいる)父方の祖父母はもちろん、1人田舎の山奥に残された母方の祖母にも。
でも、そんな気持ちがいっぱいあっても日々の生活に追われて、特に母方の祖母のことはおざなりになった。
そしてそのまま祖母は入院。
週1で(今はH病院での実験が週1で入っているからその帰りに行けるから週2だけど)祖母のところに行って、食介して「ああ自分はやれてるんだ」と満足してた。
けどいつもどこかに自分をなんだろう…さげずんでる(というとちょっと違うけど)自分がいた。
「そんなんでほんとにいいの?」と。

昨日から、ずっと気になってた、介護をしている人のブログを読んだ。
たくさんたくさん、いろんな言葉が心に入ってきた。
そして「ああ、今すぐばあちゃんに会いたい」と思った。
月曜に会ったばかりなのに。
側にいたいと、あたしはずっとばあちゃんの側にいたかったのだと気がつかされた。
ああ、あたしはばあちゃんの側に毎日毎日いたいのだ。
もちろん、そのばあちゃんだけでなく、父方の祖父母の側にも。
毎日いて、「大好きだ」と伝えたいんだ。
そんな感情が無理なく、私の中に、ずっとずっと奥底にいることに気がついた。
亡くなったじいさまはあたしの「ずっとずっと大好きだよ」という言葉を一緒にもって行ってくれた。
もうあたしのことなんかまったくわかんなくなったじいさまに、手をつなぎながら、頭をなでながら言った言葉。
そんなあたしの横で、祖父は涙を流していた。
あたしは祖父母の誰が死んでも、死ぬときがきてもそれを口にするつもり。
でももっと、日常で、肌で感じて欲しい。
「あなたはこんなにも愛されている」と感じて、幸せになって欲しい。

私がいると側に来て、身を乗り出して、顔を数センチまで近くによせて話をするばあちゃん。
私といると本当に楽しいのだと体中であらわしているように思う。
あたしはそれに十分答えてなかった。答えてあげられていなかった。
いつだって答えてあげたいと思っていたのに、それがあたしの幸せにもなるのに。
駄目な孫でごめんね。
これからはもっといっぱい、ばあちゃんと接する時間を増やすよ。増やしたいよ。
もちろん父方のじじばばも。

まとまりのない文章ですが。
大切な人を大切なまま、大事にしていきたい心とその決心を忘れないために。(決心と書くと無理があるように聞こえるけど、「どうしてもそうしたい」っていう素直な気持ちを「決心」として)
自分自身のために。
書きなぐってみた日記でした。





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Last updated  Oct 11, 2006 10:58:28 PM
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