テーマ:猫のいる生活(139005)
カテゴリ:猫日記
2018年。
新たな年が始まりました。 皆さま、猫さま、ワンコさま、明けましておめでとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。 猫を飼うこと四半世紀をゆうに越しました。 色々あった年月でしたが、特に15年前の大移動の際のメンバーは20歳のサブが存命するのみとなり、新天地で新たに迎えた猫達が加わって、現在総勢7匹。 見送って来た猫達のほうが多くなってしまいましたが、まだまだ、ちょっとした大家族です。 「死ねません、見送るまでは」と年々老いた体?にムチ打つ年明けです。 私、時々賃貸物件を検索するのですが、近年、ペット可物件が随分増えたことに一人でニヤッとしています。 築年数の古い物件のオーナーが、入居者確保の為にペット可にしたという話もよく聞かれるのですが、世論に押されたのか新築物件でペット可物件として入居者を募るケースもあり、大変ありがたい話だと小躍りしているのです。 何故って、私が大移動しようとした20年前にはペット可物件なんて数える程しか無くて、大家さんに直談判!みたいな風潮だったのですから、そりゃ喜ぶってモンですよ。 良い時代になりました。 まだまだ増えて欲しいのが正直なところですが、新たな問題として上がっているのが高齢者が飼っているペットの問題です。 飼い主さんが高齢となり施設に入る際、ペットはダメって所が殆どなんですよね。 私は逆算して、今飼っている猫達が最後と思って飼っていますが、事実老いてから飼い始める人も居ます。 譲渡会では一定条件がありますから、一人暮らしの高齢者には譲渡が難しくなっているとは思いますが、拾ったり、知人から引き受けるなど、ペットと暮らし始める起点は様々でしょう。 稀にペットも受け入れます、と言う所もあるにはあるのですが、それこそ指折り数える程度。 衛生面や鳴き声等の部分で受け入れが難しいのはよく分かるのだけど、出来ることなら最期まで飼い主さんと共に暮らせるような工夫が出来ないものだろうか、と考えるのです。 私自身、グループホームで働いていましたが、認知症になっても飼っていたワンコの名を呼ぶなど、少し寂しい思いをしていらっしゃる方を実際に見ていると、何とかならないかなぁ、と思ってしまうんですよね。 ペットも受け入れている施設を見てみると、施設の職員の方がペットのお世話もしてくださっていました。 入居者の世話だけでも結構手一杯な中、何が違うのだろう?と思っていると、やはり運営者や職員の姿勢、の一言に尽きるのです。 入居者の生活全て、ペットも引き受けます、ってなかなか言えない事。 施設と言っても会社ですから、いくら職員がOKでも既約でNGだと埒があきません。 高齢者の福祉施設を作るとき、「入居者にペットが居たら?」って思ってくれたならな〜。 入居者も寂しくないしペットも殺処分されなくて済むし、入居者が笑顔になるなら職員だって嬉しい。 職員に世話が難しいなら、ペットのお世話専門の人を頼むとか。。。 実際は人件費の捻出も大変な介護業界で、夢物語なのかも、とは思うのだけど、何とかならないかなぁ、と思う年始なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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