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カテゴリ:職場の教養
6月 2日(土) 仮想的有能感
無意識に他人を見下すことで、「自分はエライ、有能だ」と思い込む若者が増えています。これを「仮想的有能感」と名づけ警鐘を鳴らしているのは、名古屋大学の速水敏彦教授です。 「格差社会で負け組になりそうな人たちにとって、自分はエライと思うのは最後の砦なのかもしれません。自分がだめだと認めたくないから、ささいなことでもすぐにキレる。自分に甘いけど、他人に厳しい。こんな現象が広がっている背景には、この仮想的有能感があるのでは」と速水教授は指摘しています。 人は、自分が不利な立場になると、つい周りに責任を転嫁するなどの逃避行動をとってしまいがちです。 自分を責め過ぎるのが体に悪いように、他人を批判したり見下したりする行動も、結局は自分の心にとってマイナスでしょう。 思い通りにならない世の中ですが、それは誰しも同じです。たまに息抜きをしながら、ありのままの自分を受け入れる度量を持ちたいものです。 今日の心がけ●ありのままの自分を受け入れましょう ↑↑↑↑↑↑↑写真は、鞆の浦の漁港。古くからこの形で栄えていたそうです。 ガンギという階段は海の満ち干に関係なく船をつけることが出来る画期的なものだったそうです。 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。入会すると30冊もらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月02日 06時33分58秒
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