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カテゴリ:職場の教養
6月 5日(火) 一級品の自分
庭師・北山安夫さんは、多くの名高い寺の庭園を修復しています。「愛・地球博」では、石組みと茶庭のある庭園を造り、海外でも日本庭園を造り続けています。 現在、さまざまな方面で活躍している北山さんですが、大学を卒業後、庭師の修業をし、四年後に独立をした時には、仕事らしい仕事は来ませんでした。 なぜかと考えるうちに、自分に人間としての魅力がないからだと気づいたという北山さん。「石を置く技術だけでは、だれも感動しない。では『夢』『勇気』『感動』を与える石組みってなんだ」と自問を続け、得た結論は、「そこには自分の人間性、感性、精神を高めて初めて到達する」というものでした。「要は、自分をどう磨くかということなんです」と北山さんは言います。 素直な心になった時、見えないものが見えてきます。自分を客観的に見つめる機会があったからこそ、一級品の仕事に巡り合うことができたのでしょう。 どんな仕事であっても、それをするのは「私」という一個の人間です。よりよい仕事をするために、心を磨き、一級品の自分をめざしましょう。 今日の心がけ●心を磨きましょう ↑↑↑↑↑↑↑写真は、鞆の浦にて。漁港の前には小さな神社があって そこには力石(ちからいし)が並んでいました。 それは、港に集まる力自慢の男たちが持ち上げることが出来た石です。 名も刻んでありました。 職場の教養について: 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、 トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月05日 08時38分35秒
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