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カテゴリ:職場の教養
6月16日(土) 技を磨く
首都圏に七店舗を展開する「髪ing」チェーン。美容室に比べ地味な印象がある理容業界ですが、同店には弟子入り志願者が絶えることがありません。 代表の田中トシオ氏は新潟県出身。幼少時代、「手ぼっこ(不器用という意味の方言)」と言われ続けた辛さをばねに、一七歳で理容師の免許を取得しました。 髪質や頭の形が違うのはもちろん、要望も様々な客を満足させるにはどうしたらいいのか悩み、「技術を習得する以外にない」と思い至った田中氏は、二〇歳の時から営業外の時間を利用して、毎日ハサミを使う訓練を続けたといいます。 お客から「上手になったね」と褒められたり、喜ぶ顔が励みとなり、一層の技術向上に努め、三七歳で日本チャンピオン。四六歳で世界理容美容選手権の理容全部門を制覇した唯一の理容師となりました。その陰には「客の期待に応える」という氏の強い信念とそれに伴う努力があったからにほかなりません。 「顧客第一」「顧客満足」とはよく言われる言葉ですが、その言葉を実現させるべく、猛烈な努力を惜しまなかった氏の熱き情熱を見習いたいものです。 今日の心がけ●お客さまの期待に応えましょう ↑↑↑↑↑↑↑写真は、鞆の浦の町並み 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど いろんな学びの場に無料で参加出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月16日 06時39分18秒
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