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カテゴリ:職場の教養
6月29日(金) 老舗
もはや現代人に欠かせなくなった携帯電話。そこには「老舗」と呼ばれる企業の、様々な知恵が詰め込まれています。 折り曲げ部分に金箔技術、発信機に国産人工水晶、液晶画面には小さな鏡、マナーモードの振動は極小ブラシが使用されています。 現代に生きる老舗製造業についての調査を行なっている拓殖大学の野村進教授は、老舗製造業の共通項を次のようにまとめています。 1.同族経営が多くあっても、必要に応じて優れた人材を取り入れる 2.時代の変化に対応する 3.時代に対応しつつも家業の部分は守り抜く 4.それぞれの分をわきまえる 5.公正と信頼を商取引きの基盤にすえる「町人の正義」を実践する。 日本には老舗と呼ばれる企業が数多くありますが、その精神的支柱は、この五項目のような不変の理念に支えられています。 「不変」と「変革」のバランスを保ちつつ、私たちの会社もいつか老舗といわれるような会社にしたいものです。 今日の心がけ●変わらぬ理念を大切にしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはくれぐれもご配慮願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月29日 09時11分38秒
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