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カテゴリ:職場の教養
8月23日(木) 捕手の視点
プロ野球元横浜の投手・大門和彦さんは、引退後、第二の人生として保険のセールスを始めました。第一歩は「過去を捨てる」ことでした。 最初のひと月は、社内で西日本記録を獲得し快調に滑り出しましたが、元野球選手の肩書きが薄れるにつれ、次第に顧客が離れていきました。現役時代の支援者からも居留守を使われるようになり、人間不信になりました。 落胆の中、同僚に相談すると「相手の悩みを聞くことに徹しろ」というアドバイス。その一言に氏は、「投手は自我を通せる仕事だが、営業は、投手の気持ちを汲んでリードする捕手のようでないと務まらない」と気づきました。 捕手の視点から見ると、今まで見えなかったことが分かるようになり、営業成績も上がっていったのです。「打たれてからが本当の勝負。試練を経て、何とか一人前になった」と氏は言います。 私たちも相手の立場になり、相手を受け入れ理解していく柔軟な心を育んでいきたいものです。 今日の心がけ●相手の立場になりましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。 入会すると毎月30冊送ってもらえます。会費は月1万円です。 お問いあわせはお近くの倫理法人会まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月01日 14時07分36秒
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