|
カテゴリ:職場の教養
8月24日(金) 終わり方
「いかに安らかに死を迎えるか」をテーマに、スウェーデン、オーストラリア、日本の終末期医療の現場を取材。『終わりよければすべてよし』という記録映画を製作したのは、八一歳の映画監督、羽田澄子さんです。 製作のきっかけは、三〇年以上前。ガンで妹が亡くなる間際、医師が延命のため心臓マッサージで、胸を何度も強く押す光景を目の当たりにしたことからです。 「一瞬でも長く妹を生かそうと、努力してくれたのは分かります。ただ、最後は妹の手を取り、頬をなでて話しかけてあげたかった」と羽田さん。以来、終末期医療のあり方に関心を持ち続けてきました。 羽田さんは「八割の人が病院で亡くなっていく中で、安らかな死を迎えるために何が大切なのかを考えてもらいたい。死について考えることは、よく生きることにもつながるのです」と語り、「緩和ケア*」の大切さを訴えています。 自分の最後をどのように締めくくるかを考えることは、日々の仕事のあり方にも大きな影響を与えるのではないでしょうか。今を充実させて生きたいものです。 今日の心がけ●今を明るく受けとめましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはくれぐれもご配慮願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月01日 14時08分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[職場の教養] カテゴリの最新記事
|