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カテゴリ:職場の教養
8月27日(月) 井戸を掘るなら
明治時代の農村指導者で、「農聖」と呼ばれる石川理紀之助は、多くの名言を残しています。その一つが、「井戸を掘るなら、水が湧くまで掘れ」です。 彼は秋田の中堅地主の三男として生まれました。二一歳のとき、同じ秋田の石川家に婿養子に入り、勤勉・節約に努めて家を建て直すとともに、生涯を貧しい農民の救済のために捧げました。 理紀之助が、村民を貧しさから解放するために一貫して取り続けた方法は、人々に働きを奨励し、毎朝三時の起床を促すことでした。 物事は始めたら止めない、終始一貫やり続けることが成功の秘訣です。このことは誰もが分かっていることですが、ともすれば人は続けることの難しさに出会うと、目指す目標を見失ってしまい、挫折してしまうことが多いものです。 井戸から湧き出る水は、目指す目標と言えます。物事に取り組むとき、目標とすべき事柄を忘れずにコツコツと実践してこそ、最後に成就するのです。 先人の姿勢に学び、目標を達成したいものです。 今日の心がけ●目標を忘れず実践を続けましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど いろんな学びの場に無料で参加出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月01日 14時11分36秒
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