モノスキー日記

日本人の美学：物事をきちんとわきまえ、恥の感覚など

　８月　７日（火）　　　　　　　　　　美学ある大人

　落語家の春風亭小朝さんは、噺家仲間からびっくりする話を聞いたそうです。

　口演の最中、寄席の最前列の観客が、カップラーメンを食べていたというのです。演者は集中できないし、ほかのお客様にも迷惑です。仲間内で｢日本人もここまできたか｣とあきれかえったということでした。

　小朝さんは、｢近ごろ大人と呼べる人が少なくなった気がする。物事をきちんとわきまえ、恥の感覚や、程の良さなどを含んだ美学が、今の日本人から失われている｣と言います。

　電車の中で、平然と化粧をする女性もしばしば見られるようになりました。公共の場所での携帯電話のマナーは、まだまだ不十分と言えるでしょう。

　しかし、マナーの悪い人が多いと嘆くばかりではなく、自分が手本となるような行動を、一つでもとりたいものです。

　自分の行動が、相手に好感を与えるのか、不快なのかを、十分認識して行動することで、美学を持った大人になっていきます。

　今日の心がけ●手本となる行動をしましょう

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