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カテゴリ:職場の教養
9月30日(日) 厄介者
ここ数年、日本近海では、エチゼンクラゲが大量発生し、漁場では魚の捕獲量が減るなど、漁業に悪影響を与えています。 東シナ海で生まれ、対馬海流に乗ってやってきた巨大な群が、底引き網や定置網に充満。漁業関係者はホトホト困っていました。 ところが、この厄介者のエチゼンクラゲが、宝の山に大化けしそうです。抗菌作用や保湿効果のある「ムチン」の一種が含まれていることが判明しました。 ムチンは、医療品や化粧品への応用が期待されていたのですが、化学的構造が解明できず、合成や大量生産は難しいとされていました。しかし三トンのクラゲから一キロの高純度ムチンを生産できるといい、製品化へのテストも始まりました。憎き悪役が正義の味方に転身しそうな雲行きです。 仕事の上でも、いろいろとトラブルの元であった人が最大の理解者になってくれた、というケースはよくあります。問題を真摯に受けとめ、解決していこうとする努力や誠意が相手に伝わり、災いを福に転じていくのです。 今日の心がけ●短所は長所と知りましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、 トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月14日 20時55分01秒
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