モノスキー日記

生きがいや誇りという心の炎を燃やしながら、今日一日を働いていきましょう。

　９月　４日（火）　　　　　　　　　　出前授業

　企業が小中学校に講師や技術者を派遣する｢出前授業｣が広がっています。

　環境や情報、食育、キャリア教育といった、学校の教育では捉えきれない領域を補うためです。デジタル技術やロボット製作、ソーセージ作りやキャラクターのデザインなど、企業の特色を活かした授業は体験も交えて行なわれます。

　出前授業に詳しいNPO法人｢企業教育研究会｣の藤川大祐理事長は、｢かっこいい大人の姿を見せ、本当に楽しいのは社会の担い手になることだと伝えることが重要。出前授業をどんどん利用して欲しい｣と言います。

　子どもや若者が、生き生きと育つ背景には、よい刺激を与える大人の存在があります。かっこいい大人とは、取り繕った姿ではなく、真剣さや情熱が感じられる人でしょう。その姿勢が、子どもたちの心に火を灯すのです。

　私たち大人は、次世代の人たちに伝えゆくものを、仕事をする中で何かしらつかんでいます。それを伝えることは、一つの責務と言っていいでしょう。

　生きがいや誇りという心の炎を燃やしながら、今日一日を働いていきましょう。

　今日の心がけ●仕事に情熱を込めましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
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