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カテゴリ:職場の教養
10月15日(月) 相手を立てれば
アサヒビール名誉顧問の中條高徳氏が、かつてドン底に落ちた会社の再生を目指した時、社員に語りかけたのが、「相手にとって気の重い仕事こそ、気軽に引き受けろ」「相手の気分をよくさせることが相手を立てる第一歩」などの言葉だったそうです。 Yさんは、これを知った時、自分が経験した二つの光景を思い出しました。 一つは、東北のM駅からタクシーに乗り込んだ時のこと。行き先を告げ、「すみません、歩いてもいけない距離ではないんですが」と言いました。運転手はムスッとした顔のまま、目的地に到着するまで一言も口をききませんでした。 もう一つは、都内で家族とタクシーを拾った際、やはりワンメーターの距離でした。しかし腰を痛めて歩行が鈍い妻の様子を察して、運転手は「急がなくてもいいです。ゆっくりお乗りください」と、やさしく言葉をかけてくれました。 その両極端な対応ぶりを思い出しながら、Yさんは、中條氏の「相手を気分よくさせる」という言葉を、改めて噛み締めずにはいられませんでした。 今日の心がけ●相手の立場に身を置きましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 この「職場の教養」は書店で販売していません。 日本各地にある倫理法人会では、毎週モーニングセミナーという 経営者向けの勉強会をやっています。 月に1回、経営者の集いがあります。講演会です。 勉強会に参加しなくても、職場の教養だけで十分元がとれると言う方もおられます。 職場の教養をあらかじめ読んで朝礼に備える方のために、職場の教養を毎月1日にまとめて掲載しておきます。 左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備のため、あらかじめ読みたいとおっしゃる方がおられますので、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。 毎月20日を過ぎたら、翌月分を今月20日に取りまとめます。該当月になったらすべてその月の1日に移動させます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月15日 05時17分02秒
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