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カテゴリ:職場の教養
11月 5日(月) その道ひとすじ
「二万回は死にましたね」。時代劇の斬られ役として、役者人生四九年の大ベテラン俳優・福本清三さんの言葉です。 「十五歳で親せきに連れられ、何も分からないまま東映京都撮影所の門をくぐったのが、役者人生の始まりでした」という福本さん。七年目にしてやっともらえた一行のセリフが緊張で言えず、一週間の出社拒否を経験しました。そして「しゃべるだけが役者やない」という思いで行きついたのが、殺陣の道でした。 主役を目立たせるために、悪役の上手な斬られ方が大変重要なカギとなるのが時代劇です。斬られ役ひとすじの福本さんは、往年のスター中村錦之助さんに「おまえ、死に方が上手だな」と誉められた時、「一所懸命にやっていれば、誰かが見ていてくれる」と確信したそうです。 セリフのまったくない斬られ役ながら、その道ひとすじの福本さんにとっては、斬られ方・倒れ方の追求こそがスペシャリストとしての醍醐味なのでしょう。 仕事の醍醐味を追い求めることで、一段上のレベルを目指しましょう。 今日の心がけ●仕事のレベルアップを図りましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど いろんな学びの場に無料で参加出来ます。 職場の教養をあらかじめ読んで朝礼に備える方のために、職場の教養を毎月1日にまとめて掲載しておきます。 左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年11月08日 07時32分58秒
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