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カテゴリ:職場の教養
11月30日(金) 父の贈りもの
江戸小紋染師の小宮康孝氏は、人間国宝として貴重な仕事をしています。 小学六年生の夏休みから、父親に厳しく仕込まれました。父親である小宮安助氏も人間国宝の一人で、「基本は教えるが、そこから先は自分で考えろ」というのが安助氏のやり方でした。 「人に言われてやったことは仕事のうちじゃない」が口癖で、横着して失敗しようものなら、殴る蹴るは当たり前でした。「考えろ、考えろ」といつも言われ、寝てる間も食べてる間も仕事のことが頭から離れません。一日全部が勤務時間だったと康孝氏は振り返ります。 何事も漠然と考えていたのでは、一つも具体的になっていきません。具体性を持たせるためには、今やっている目前の仕事を本当に好きになることが最も大切なのです。 仕事を好きになるには、どのような状況の中にあっても、自分の頭で必死に考えること。本気になって考えることから、仕事を愛する心も生まれてくるのです。 今日の心がけ●本気になって考えましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはくれぐれもご配慮願います。 職場の教養をあらかじめ読んで朝礼に備える方のために、職場の教養を毎月1日にまとめて掲載しておきます。 左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備のため、あらかじめ読みたいとおっしゃる方がおられますので、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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