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カテゴリ:仕事
仕事始めの本日、年頭挨拶をしました。
これは原稿です。 実際に話したのはもう少しシンプルな簡略版です。 ―――――――――― 2008年年頭挨拶 ―――――――――― 2008年、新年明けましておめでとうございます。 松下幸之助さんは「正月は正しいことを考える月だ」と述べておられます。 正しい気持ちで考えれば、正しい行動になると思います。 私も元旦から会社に出てきまして、どんな一年にしようか。どんな経営を心がけようかと考えてみました。 その念いを経営計画に盛り込んでいきます。私は今年51になります。どんな形で事業継承をしたら良いのか。誰にどんな形でバトンタッチしようかと考え始めました。いろんなことに思いをめぐらした正月でした。 皆様に重大な報告をしなくてはならないのが、工場の移管計画のことです。 昨年は2回目の業績アップ研修上級コースを受講してきました。ここで学んだのは、コアコンピタンス経営です。コアコンピタンス経営とは自社の核となるような強みを創る経営のことです。 よその会社にはない「良いところ」だと思っていただければ判り易いでしょう。 この学びの一環で、とことん工場移管計画を考え、いろんな角度から見直しました。ここで詳細をお話しするだけの時間はありませんが、結果的に今、工場を移管するのは良いことではないとの結論に達しました。 もしも充分な検討をすることなく、あのまま突っ走っていたら皆様に大変なご迷惑をかけていたかもしれません。経営者仲間からの忠告に謙虚に耳を傾けた結果だとご理解下さい。 一年のことをいろいろ考えていて、今年は例年に無く不安を感じました。アメリカのサブプライムローンなどの影響で世界的な景気の冷え込みが予想されます。日本の国家予算ほどの不良債権が表面化するそうです。日本のお金もたくさん使われていますから、ものすごい影響があります。国内に目をむけてみると、昨年は企業の不祥事が山のように表ざたにされた年でした。どんなに良い業績を上げている企業でも、ちょっとした油断や不始末から、企業の存続に関わるほどの悪い影響が起こります。それらは全て原因が人にあります。もちろん最大の要因はトップです。トップから経営幹部、社員さん、内職さんに至るまで、会社の理念がすみずみまで浸透していなくてはなりません。そのためには日ごろの行動や研修に力を入れることが大事だろうと思います。 とはいえ、昨年部長と皆様の面談では研修のあり方に宿題をいただきました。しっかり学べる体制、学びやすい体制と同時に、学ぶ時間のとりにくい人への配慮も必要だと理解しました。これまでMGに力を入れてきましたが、現場寄りの方向にシフトしようと思っています。具体的には「理念と経営」や「5S」や「OJT」などです。これらの研修を充実させることで、お客様からありがとうと言われる素敵な会社を目指したいと思います。 将来をしっかり見据えた目標設定をした上で、「今」に全力を注ぐ経営をしてまいります。会社だけでなく皆様の幸せ創りができるよう全力を尽くします。皆様のご理解と協力をいただければと思います。 今年もどうぞよろしくお願いします。 2008年1月7日 ○○○○株式会社 代表取締役 ○○○○○ 拝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月07日 16時07分02秒
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