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カテゴリ:職場の教養
1月18日(金) 痛みに学ぶ
Mさんは、ある研究会に参加しました。その最中にひどく腰を痛めてしまい、寝床から起き上がることさえ辛い状態になりました。 周囲の人に、顔では笑って「大丈夫」と言っていたMさんですが、実際には、何をしても痛みます。内心は、日々ひどくなる痛みや、思うように動かない体にイライラして、ひどく落ち込んでいました。 そんな時、先輩からこう言われました。「腰が痛くなったことで、普段は気づかないことに気がついたでしょう。その気づきをこれから仕事に、生活に活かせばいいじゃないか」。その言葉でMさんは、気持ちの切り替えが出来ました。 Mさんは、痛みにばかり気を取られていましたが、腰痛の人の大変さ、普通に起き上がれる幸せ、靴下がはけるありがたさ、何気なく歩ける嬉しさに気がつき、心が温かく穏やかになったのです。 痛みや辛いことから目を背けず、そこから多くを学び、前向きに進歩していきたいものです。 今日の心がけ●当たり前の幸せに目を向けましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはくれぐれもご配慮願います。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備のため、あらかじめ読みたいとおっしゃる方がおられますので、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月18日 05時58分42秒
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