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カテゴリ:職場の教養
5月 5日(月) 菖蒲湯
五月五日の端午の節句には、菖蒲湯に入る家も多いことでしょう。 同じ「菖蒲」といっても、梅雨時に美しい花を咲かせる「花菖蒲」と、菖蒲湯に入れる菖蒲とは別物。葉の形はよく似ていますが、花の形がまったく違います。 菖蒲は小さな花を、ガマの穂のような形に丸くびっしりと付けます。根や葉には強い香りと薬効があり、古代から薬草として尊重されてきました。 新暦では五月五日といえば、一年中でもっとも爽やかな気候ですが、旧暦の時代の五月五日は反対で、うっとうしい梅雨入りの時期にあたります。そこで菖蒲の薬効によって梅雨を無事に乗り切れるように願ったのでしょう。 中国では端午の節句に、菖蒲を細かくして浮かべた菖蒲酒を飲んで、毒気をはらいました。こうした風習は早くも奈良時代には日本に伝えられ、やがて江戸時代になると菖蒲湯に入る慣わしが庶民に広がりました。 菖蒲湯は血行を促進して疲労回復、かぜ予防などに有効で、また鎮痛作用によって腰痛や神経痛などにも効果があると言われ、昔も今も愛され続けています。 今日の心がけ●伝統の香りでリラックスしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど いろんな学びの場に無料で参加出来ます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月05日 00時24分01秒
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