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カテゴリ:職場の教養
5月10日(土) 江戸しぐさ
「江戸しぐさ」は、江戸の企業家たちの心構えとして、口伝されてきました。 江戸商人のリーダーたちの考え方、生き方、口のきき方、表情や身のこなし方など、美意識や感性すべてを包含し体系化した商人道ともいうべき生活哲学です。 その中に、相手が立場・年齢に関係なく、丁寧に「おはようございます」と言ったら、こちらも「おはようございます」と答えなければならないとあります。 江戸商人はどんな身分の人に対しても、失礼にならず、不快な思いを持たせないように、ものの言い方をしつけられていた様子がうかがえます。 ある経営者は、妻とまだ幼い我が子に対して、正座をし頭を下げて「おはようございます」と毎朝、挨拶をしました。取り組むうちに、偉ぶった気持ちが相手を尊重できる心に変わり、家族の絆を結び直すことができたそうです。 人との良い関係を生み出すには、立場・年齢にかかわらず、謙虚かつ真摯に接することが必要と言えるでしょう。 今日の心がけ●真摯に挨拶を交わしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはくれぐれもご配慮願います。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月10日 07時06分26秒
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