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カテゴリ:職場の教養
5月11日(日) 自然音痴
太平洋戦争終結から二十九年目の一九七四年、フィリピンのルバング島から帰還した小野田寛郎さんは、「日本は自然音痴になってしまった」と語りました。 三十年近いジャングルでの生活を送ってきた小野田さんにとって、空調の効いた部屋での快適な生活は、決して羨ましいものではありませんでした。むしろ自然に対して音痴になってしまった生活は、どこか間違っていると感じたのです。 現代の社会はどうでしょうか。生活はますます快適になりましたが、その代償として地域温暖化による環境の危機が叫ばれるようになり、地域規模で憂慮すべき深刻な事態となってきました。 青葉、若葉の美しい日本の五月は、一年でもっとも花の数が多い月です。バラ、藤、アヤメに杜若、菖蒲に皐月、そして芍薬。花が咲き乱れる五月は「風薫る」さわやかな季節でもあります。 時には、若葉まぶしい近くの公園に出かけ、自然に親しんでみましょう。身も心もリフレッシュして、「自然音痴」から脱したいものです。 今日の心がけ●自然に触れましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月11日 07時43分48秒
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