|
カテゴリ:職場の教養
5月20日(火) 藤樹の教え
江戸初期の儒学者として、日本の陽明学の祖といわれた中江藤樹。この藤樹が誕生して、今年で四〇〇年になります。藤樹は「近江聖人」とも呼ばれ、人としての生き方を分かりやすく説くことで、人々に多大な影響を与えました。 その教えの一つに「五事を正す」があります。つまり「貌・言・視・聴・思」をよくすることです。 1.「貌」は顔かたちで、「愛敬の心をこめてやさしく和やかな顔つきで人と接する」 2.「言」は言葉づかいで、「相手に気持ちよく受け入れられるような話し方を心がける」です。 3.「視」は眼差しで、「愛と敬の念で温かく人を見、物を見るようにする」 4.「聴」はよく聞くことで、「話す人の気持ちになって相手の話を聞くようにする」 5.「思」は思いやりで、「深い愛情をもって相手を理解し、思いやりの心をかける」というものです。 古の教えですが、現代人にも大いに学ぶ点があります。日々、五事を正して仕事を進めていきましょう。 今日の心がけ●五事の心で仕事に取り組みましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。 日本各地にある倫理法人会では、毎週モーニングセミナーという経営者向けの勉強会をやっています。 月に1回、「経営者の集い」があります。経営講演会です。 勉強会に参加しなくても、職場の教養だけで十分元がとれると言う方もおられます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月20日 04時45分19秒
コメント(0) | コメントを書く
[職場の教養] カテゴリの最新記事
|