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カテゴリ:職場の教養
6月 4日(水) 発明
企業における発明や開発は、日々の仕事の延長線上にあることが多いものです。積極的に仕事に取り組む中で、様々に生じてくる困った問題が、発明の大きなヒントになっているのです。 フランスの医師・ラエンネックは、心臓病を患っていた「若い女性の胸」に、直接耳をあてることができなくて困っていました。そこで数枚の紙を丸めて筒にして、片方を女性の胸に、もう片方を自分の耳にあてたのです。 すると以前、直接耳を胸にあてていた時よりも、はるかにはっきりと心臓の鼓動を聞くことができたのでした。ここに聴診器が発明され、臨床医学界が大きく変わりました。 仕事に一所懸命取り組んでいると、幾重もの壁が立ちはだかってきます。しかしそれは、仕事を阻止するために起こるのではありません。 いかにして壁を乗り越えるか、その方法を探し工夫を重ねるための試練なのです。それを克服することで、発明が生まれ、開発がなされるのです。 今日の心がけ●困ったことを改革しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために7年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月02日 18時08分15秒
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