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カテゴリ:職場の教養
6月 8日(日) 見極める力
弁護士の米正剛氏は、職業柄、相手の言っていることが真実かどうかを正確に見極めなければなりません。 依頼人には、真実をなかなか話してくれない人や、時には感情的になる人もいます。その場合には、気持ちが静まるまで、じっくりと聴くことに徹します。 「感情をすべて吐き出さなければ進展しないから」というのです。また、一人の話を複数の人間で聴くことも有効だといいます。より正確に事実を把握することができるからだそうです。 「真実を聞き出すのに、小手先のテクニックは通用しません。時間をかけて充分に話を聴き、客観的に事実確認をする。地道に相手との関係性を作り上げ、冷静に話を聴くことが大切です」と米氏は強調します。 相手の嘘を見抜き、隠しごとを引き出すには、先入観を捨てて事実を見極めることが必要不可欠です。心を込めた「傾聴」は、仕事における様々な正確性を確保する上でも、大きな光明と言えるかもしれません。 今日の心がけ●心から耳を傾けましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月08日 13時08分10秒
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