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カテゴリ:職場の教養
6月15日(日) 4番目の競技者
全日本スキーチームのコーチを務め、後進の育成にあたる阿部雅司氏は、オリンピックの競技の一つであるノルディック複合の選手でした。 一九九二年のアルベールビルオリンピックに派遣された、ノルディック四選手のリーダー格でした。競技に出場できる代表選手は三人。期待を一身に背負った阿部選手でしたが、競技への出場は叶いませんでした。 「突然の代表落ちに、涙で人に顔を見せられなかった」と無念さを噛み締めた後は、自分のできることを考え、代表選手たちのスキー板の手入れに専念。そして見事、金メダルという結果になり、皆は阿部選手を胴上げしました。 本選からは外れたものの、他者のサポートに徹する。職場の業務でも起こり得ることです。そのような状況に遭った時こそ、自分に出来る仕事は何なのかを見いだし、断じて行なうことです。 出来ることは「今の私が果たし得る最高のことだ」と受け止め、働ける環境を喜びましょう。 今日の心がけ●今の仕事に全力投球しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月15日 11時30分49秒
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